インターネットの利用者の増加に伴い、WEB集客は今や主流になっています。
WEB集客をお考えの方の中には、何から始めたら良いのかわからず、お悩みの方も多いでしょう。
最も効果的なのが、検索結果で自社サイトを上位に表示させることです。
今回は、検索順位を上げることのメリットと、対策法をご紹介します。
検索順位を上げるメリットとは
検索順位の高いサイトは、利用者の目に留まりやすく、アクセス数が増えます。
アクセス数が増えると、利用者がそのサイトを通して商品を購入したり、問い合わせたり、資料請求したりする機会も増えるでしょう。
このように、検索順位が高いことは、会社の利益増加、認知度向上に繋がります。
検索順位はWEB集客に大きな影響を与えており、WEB集客の要とも言えるのです。
検索順位の変動は集客の増減に直接的に影響します。
普段、検索エンジンを使って調べ物をするときのことを思い浮かべてみてください。
まずは検索結果の一番上に出てきたサイトを見てみるという方も多いのではないでしょうか。
同じ1ページ目にあるサイトでも、順位によってアクセス数が大幅に変わります。
例えば、1位のサイトのクリック率は21.12パーセント、2位は10.65パーセント、3位は7.57パーセント、4位は4.66パーセントです。
1位と2位だけでも、10パーセント以上差があるということがわかりますよね。
つまり、順位が少し低くなるだけで、クリック率は大幅に減ってしまいます。
検索順位の推移をこまめにチェックしながら、対策を施す必要があるのです。
検索順位を上げるためにすべきこととは
では、どのような施策を実行すれば検索順位を上げられるのでしょうか。
主な施策を4つご紹介します。
まずは、Googleの理念を認識することです。
日本の検索エンジンの約90パーセントはGoogleが占めています。
「Googleが掲げる10の事実」を確認し、Googleがどんな点を評価し、何を取り締まるのかをしっかりと把握しておきましょう。
特に、利用者の目線に立てているかどうかはGoogleの大きな評価基準になるので、念頭に置いておきましょう。
次に、利用者のニーズに合わせた情報を発信することです。
「検索結果で上位表示させたいなら、とにかく需要のあるキーワードを詰め込めば良いのではないか」とお考えの方もいらっしゃるかもしれませんね。
しかし、最終的にサイトを評価するのは利用者であり、検索エンジンも、見る人にとって有益な情報であるかという基準で順位を決めています。
そのため、キーワードだけが詰め込まれていても、内容自体に価値がなければ高評価を獲得できないのです。
利用者が求めている情報は何なのかを見極め、需要に合わせたコンテンツを制作しましょう。
次に、内部対策です。
内部対策とは、検索エンジンにコンテンツの内容を正しく伝える対策です。
ここでは、利用者にストレス無くコンテンツを提供すること、検索エンジンに対して「利用者にストレス無くコンテンツを提供しているサイトであること」を認識させることの2点に重点を置きましょう。
具体的な対策方法としては、関連ページへの内部リンクを設置したり、グローバルメニューを設置したり、HTMLタグを正しくマークアップしたりすることが挙げられます。
内部対策をすることで、サイトを利用する人は求める情報を入手しやすくなり、一方で検索エンジンはサイトの構造を理解しやすくなるという一石二鳥のメリットがあるのですね。
最後に、外部対策です。
外部対策とは、被リンクを獲得するために行う対策のことを指します。
Googleは、被リンクの数と質でもサイトを評価します。
被リンクを獲得するためには、良質なコンテンツを継続的に提供することが最も大切でしょう。
故意に被リンクを獲得する行為は、Googleのペナルティの対象になるので注意してください。
検索順位を上げるために必須の項目とは
次に、SEO対策に必須の項目を5つご紹介します。
1つ目は、キーワードの選定です。
全てのサイトで、どんな単語で検索されたときに上位表示させたいのかを明確にしておきましょう。
ここでのポイントとしては、サイト内でキーワードを重複させないこと、検索意図が異なるキーワードを何個も設定しないこと、関連するキーワードは別のサイトにするということが挙げられます。
つまり、1つの記事につき1つのキーワードを選定することが大切です。
また、競合の多いキーワードで検索結果を上位表示させるには、他のサイトと差別化させる必要があります。
そのためには、選定したキーワードに関連するキーワードで新たにコンテンツを作り、それを内部リンクで繋げるのが良いでしょう。
このことによって、サイトの構造が強固になるとともに、利便性の高いサイトにもなるため高評価を受けやすくなります。
2つ目は、タイトルや見出しに選定したキーワードを入れることです。
検索結果が表示される際、まず最初に目を引くのはサイトのタイトルですよね。
タイトルから、自分が探し求めているものと最も関連性が高そうだと判断したサイトにアクセスする方がほとんどでしょう。
そのため、タイトルにキーワードを入れることは必須条件です。
さらに、見出しは記事全体の内容を要約し、わかりやすくするという役割を担っています。
見出しにもキーワードを入れ、端的にまとめることで、何について書かれている記事なのかを明確にできるでしょう。
3つ目は、被リンクを増やすことです。
先ほども述べたように、Googleの評価基準として被リンクの数と質があります。
良質なコンテンツを継続的に提供し、被リンクの獲得に繋げましょう。
4つ目は、ドメインの正規化です。
Googleでは、たとえ同じサイトであってもURLが異なれば別物であると判断されてしまいます。
サイトの評価も分かれてしまう可能性があるため、思うように順位が上がらないという場合もあるでしょう。
こういった問題を防ぐために、アクセス可能なURLを1つにまとめ、評価を統一することをドメインの正規化と言います。
5つ目は、質の良いコンテンツを作ることです。
ここで言う「質の良い」とは、利用者が欲している情報を提供していることです。
選定したキーワードに沿った内容が書けているか、見るに値する内容になっているのかを常に意識しながら制作しましょう。
検索順位を上げる施策で絶対にやってはいけないこととは
最後に、やってはいけない施策を2つご紹介します。
まず、被リンクを不正に獲得することです。
例えば、業者からリンクを購入するといった行為が挙げられます。
上記でも述べたように、この行為は不正行為であり、Googleのペナルティ対象となるでしょう。
次に、低質なコンテンツを大量に提供することです。
コンテンツの量が多ければ、良い評価を貰えるというわけではありません。
利用者にとって有益な情報であるかどうかが、見る人にとってもGoogleにとっても重要な評価基準であるからです。
そのため、質の悪いコンテンツを大量に発信していても高評価を得ることは難しいでしょう。
Googleのペナルティの対象にもなり得るため、質も重要視されるということを常に念頭に置いておきましょう。
重いペナルティを一度受けてしまうと、ペナルティが解除されない限りどんなに対策を行っても順位が上がらなくなってしまいます。
サイト運営の危機につながる可能性もあるため、対策を行う際は十分に注意してください。
まとめ
検索順位を上げるメリットと対策法についてご理解いただけましたか。
検索結果の順位は、WEB集客の成果に直結します。
成功の秘訣は「ユーザー第一」を忘れないことです。
常にユーザー目線に立って、利用者が満足できる情報を発信するように心がけましょう。
WEB集客をお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。