集客が思うようにいかずに悩んでいる方はいませんか。
集客方法はいくつも種類があるため、自社のターゲット層に合わせて選ぶ必要があります。
そこで今回は、集客方法をオフライン集客とオンライン集客に分けて紹介します。
Contents
オフライン集客とオンライン集客について
オフライン集客とは
まず初めに、オフライン集客の説明から行います。
オフライン集客とは、わかりやすく言うと、インターネットを使用しない集客方法のことです。
その種類はいくつもありますが、ここでは3つ見ていきましょう。
1つ目は、イベントです。
展示会や駅前でチラシを配ることで集客する方法です。
イベントだと、不特定多数の人に商品のことを知ってもらえます。
メリットとしては、うまくユーザーにハマれば商品購入まで持っていきやすいことが挙げられるでしょう。
また、ユーザーとのコミュニケーションがとりやすいのもメリットとして挙げられます。
しかし、人手や費用、場所など様々な準備が必要であるため、注意しましょう。
2つ目は、折込チラシです。
新聞にチラシが挟まれている、もしくは郵便ポストに広告が入れられているのを見たことはありませんか。
そのチラシが折込チラシです。
この集客方法では、地域を絞ってユーザーに配布できます。
また、周辺店舗と協力して行ってできるというメリットもあります。
ただし、この方法でも時間や人手が必要なので注意しましょう。
3つ目は、口コミです。
周りの人が口コミで紹介するのも大きな集客効果があります。
知人が買わなくとも、その知人の交友関係で購買ネットワークが形成されることも珍しくありません。
口コミも活用しましょう。
オンライン集客とは
続いては、オンライン集客の説明に移ります。
オンライン集客とは、インターネットをフル活用して集客する方法です。
最近では多くの企業が取り入れています。
その種類を4つ見ていきましょう。
1つ目は、リスティング広告です。
リスティング広告とは、検索を行うユーザーに向けて広告を配信する手法で、検索キーワードに基づいた広告表示ができます。
キーワードの選定がしっかりできている場合は大きな効果が見込まれるでしょう。
また、この方法では、配信する地域や時間、曜日なども指定できます。
2つ目は、SNS広告です。
SNS広告は現代ならではの集客方法ですが、利用者数が多いので効果があります。
様々な種類の中でも、インスタグラムやFacebookなどが効果的でしょう。
3つ目は、動画広告です。
最近は動画サイトを利用して集客する企業も増えました。
日常生活で多くの方が利用するため、効果的です。
また、テレビでCMを流すよりも費用をだいぶ抑えられるのもメリットでしょう。
4つ目は、SEO対策です。
検索エンジンの最適化とも呼ばれています。
これは、インターネットで検索したときに自社のサイトがトップに表示されるように対策することです。
トップに表示されるとアクセスされやすくなり、集客効果が期待できるでしょう。
オフライン集客のメリットとデメリットについて
次に、オフライン集客のメリットとデメリットについて紹介します。
1つ目のメリットは、自作での広告でコストを削減できることです。
「オンライン集客はインターネット環境があればできるから安い」と考えている方はいませんか。
しかし、ホームページの制作やSEOの知識が全くない場合、専門家に依頼する必要があります。
そのための予算がある程度かかります。
それに対し、オフラインであれば、印刷代はかかるものの、簡単に作成できます。
ホームページを作成するよりも安く抑えられることもあると知っておきましょう。
2つ目のメリットは競争率を上げる必要がないことです。
常連や近隣のお客さんをターゲットにしている場合、オフラインでも効果があるでしょう。
逆に、オンライン広告を出すと、他の店と比較される可能性があります。
多くの方に知ってもらうことは大切ですが、ターゲットに合わせて知ってもらうことも同様に大切です。
口コミだけで人気を集めるお店も多くあるので、自社に合わせて工夫しましょう。
次にデメリットを紹介します。
1つ目のデメリットは、内容の変更時に手間やコストがかかることです。
一度完成した広告は簡単に直せません。
書き直したい場合は、一から行う必要があり、印刷も一から全部行う必要があります。
そのため、費用が倍になったり、時間が多く取られたりするでしょう。
変更内容が多い方には向いていません。
長い目で見たときにデメリットがメリットを上回らないようにしましょう。
2つ目のデメリットは、内容がうまく伝わらない場合があることです。
オンライン集客では、動画や写真をうまく使ってよりわかりやすくできます。
しかし、オフラインの場合はスペースが限られ、わかりにくくなる場合があります。
わかりやすさを重視したいならば、オフラインは向いてないでしょう。
オンライン集客のメリットとデメリットについて
続いては、オンライン集客のメリットとデメリットについて紹介します。
まずは3つのメリットを見ましょう。
1つ目は、ターゲットを絞れることです。
オンライン集客の場合、ターゲットを具体的に絞り込み、興味持っている人に対して効率よく広告を配信できます。
ターゲットが明確な方はオンライン集客を行った方が良いでしょう。
2つ目は、あらゆることをデータ化できることです。
オンラインでは、データを多く集めて、細かい分析に利用できます。
「どれだけの人が訪問したか」「別ページにアクセスした人は何人いるか」などの情報が簡単に入手できます。
そのため、対策がしやすく、長期間の集客効果が見込めるでしょう。
また、手直しも簡単に行えます。
変更が多い方は特にオンライン集客を選びましょう。
3つ目は、拡散してもらいやすいことです。
SNSは多くの方が利用していて、面白い広告であればすぐに拡散してもらえます。
拡散してもらうと、これまで興味のなかった層を取り入れられます。
ただし、悪ふざけで広告を流した場合も拡散されるので注意しましょう。
次に、オンライン集客のデメリットを2つ紹介します。
1つ目は、運用が面倒になる可能性があることです。
効果的な広告にするためには継続が大切です。
しかし、仕事が忙しく、運用するのが面倒になる方もいるでしょう。
外部に依頼する方法もあるため、面倒な方は外部委託をおすすめします。
2つ目は、停電時に利用できないことです。
日本は自然災害が多いため、停電のリスクも考える必要があります。
停電した場合は利用できないため、デメリットの1つになるでしょう。
どちらが向いているか
ここまで、オフライン集客とオンライン集客について、メリットやデメリットを紹介してきましたが、どちらを選べば良いかわからない方がいるでしょう。
そんな方には、まずオンライン集客をおすすめします。
なぜなら、最近は多くの人がインターネットから情報を得るからです。
実際に、「インターネット広告の規模が拡大して、テレビの広告費を抜いた」という調査結果も出ています。
これほど利用されているため、迷ったらオンライン集客から始めましょう。
それでも余裕がある方はオフラインと組み合わせてみるのも良い方法です。
オフライン集客にも多くのメリットがあるため、うまく組み合わせると相乗効果で大きな効果が得られるでしょう。
まとめ
今回は、オフライン集客とオンライン集客について紹介しました。
これまであまり知らなかったメリットやデメリットが知れたのではないでしょうか。
現代では、オンライン集客の効果がとても大きいため、積極的にオンライン集客を取り入れていきましょう。
