中小企業の方で、集客に困っている方はいませんか。
以前はチラシを使って集客するのが一般的でしたが、現在ではホームページを作って、webで集客するようになりました。
そこで今回は、ホームページを利用して、上手に集客する方法について紹介します。
成功するコツについて
まず初めに、ホームページを作成するときに、押さえておきたいコツについて6つ紹介します。
1つ目は、ホームページのゴールを明確化することです。
ホームページを作成するときに最初に決めることはゴールです。
「問い合わせが欲しい」「資料請求の連絡が欲しい」など、最終目的を決めてから行いましょう。
ホームページの段階で自社を選んでもらうのはなかなか難しいです。
そのため、最初の導入段階をゴールとするとスムーズに進められるでしょう。
2つ目は、ペルソナを明確化することです。
ペルソナとは、見て欲しいユーザーを指します。
このペルソナを決めるときは、性別、年齢、住まい、年収、趣味、好きなもの、家族構成など、様々な観点から考えましょう。
ペルソナが決まると、その人がどのような悩みを抱えているのかわかりやすくなります。
その悩みがわかれば、具体的にその悩みを解決できるようなホームページ作りができます。
できるだけ具体的にペルソナを決めましょう。
3つ目は、ペルソナにあった質の高いコンテンツを揃えることです。
ペルソナが決まったら、コンテンツの作成に入ります。
どういった言葉が良いのか、好みのデザインは何か、など細かく考える必要があります。
ただし、デザインにばかりこだわり、コンテンツを疎かにしないように意識しましょう。
コンテンツの質が高いとSEO対策が自然とでき、検索されたときに上位に表示されます。
一定レベルのデザイン性を保ちながらも、ペルソナの心に刺さるようなコンテンツを考えましょう。
4つ目は、定期的・継続的に更新することです。
ホームページの場合、継続させることでより効果を発揮します。
では、定期的に更新するとどのようなメリットがあるのでしょうか。
メリットとしては「検索結果の上位に上がりやすくなる」「効果検証しやすく、改善に取り組みやすくなる」などが挙げられます。
ホームページはクリック数やアクセス数などのデータが簡単に集まるため、改善がしやすいでしょう。
また、見ている方に安心感を与えられます。
なぜなら、ホームページの定期的な更新は、その企業が活発に活動していることを意味するからです。
信頼を得るためにも、ホームページを定期的に更新しましょう。
5つ目は、サービスの魅力が伝わるコンテンツを作ることです。
行っているサービスのメリットを説明しただけでは、あまり魅力的に映りません。
そして、売り上げもあまり伸びないでしょう。
そのため、どんな価値を提供するサービスなのか、どんな良いことが起きるのかなど、顧客にとっての利益を紹介することをおすすめします。
ここで他社との差別化要素も入れておくと、より魅力的に伝えられるでしょう。
6つ目は、常に修正・改善に取り組むことです。
ホームページを公開するだけでは集客に大きく影響しません。
そこから修正や改善を通して、より良くしていくことが大切です。
修正するときは数字を基にして行いましょう。
また、ここでも「離脱率を下げる」「PV数を伸ばす」などの目標を立ててから行うことをおすすめします。
その目的にあった改善をし、多くの人が利用するホームページにしましょう。
ホームページの構成について
続いては、ホームページの構成について紹介します。
必要なページについて
最低限必要なページは3つあります。
1つ目は、トップページです。
トップページはサイトの一番上にあるページのことです。
このページを訪問者は最初に見て、そのサイト内の別のページに移動するか検討するため、とても大切なページです。
注意を引くことを意識しましょう。
また、トップページは基点となるページでもあります。
つまり、サイト内で迷子になったときに戻ってくるページです。
わかりやすい設計にしましょう。
2つ目は、会社の概要です。
ビジネスを行っている場合、会社の情報を知らせる必要があります。
代表者の名前や住所、電話番号などを記載しましょう。
もし書かれていない場合、信頼を得るのは難しいです。
何も情報がないと、怪しい事業を行っていると感じますよね。
できる限り情報を提供して、信頼を獲得していきましょう。
3つ目は、問い合わせフォームです。
ホームページで成果を手に入れたい場合、問い合わせフォームは必須でしょう。
このページがない場合、連絡するために使うメールアドレスをホームページから探す必要があります。
簡単に見つかる場合でも連絡しないことがあり、ましてや場所が分かりにくい場合は連絡がくるはずもありません。
せっかく興味を持ってくれたのに、その方を逃すのはもったいないです。
すぐに問い合わせができるページを作成しましょう。
あると良いページについて
続いては、準備しておくとより集客できるページについて紹介します。
1つ目は、サービスの詳細です。
どのようなサービスがあるのか、料金体系の仕組みはどうなっているか、といったサービス内容について詳しく書かれたページを準備しましょう。
料金が開示してある場合、安心して問い合わせしてもらえます。
できる限り、料金体系は記載しましょう。
2つ目は、想いです。
ホームページでビジネスを行う方の想いを書くと集客効果があります。
検討する方は、どのような人が事業を行っているのか知りたいはずです。
それを知ってもらうために、想いを書いたページを準備するのが良いでしょう。
また、想いが書かれている場合、自分と似ている価値観の人が集まってくることが多いです。
意見が合わない人と仕事をするのは大変ですよね。
線引きの意味でも想いを書きましょう。
3つ目は、役立つ情報です。
役立つ情報を書くと、専門家として信頼されます。
専門家にしかわからない情報を定期的に発信して、安心感を与えましょう。
ホームページ集客方法の選び方について
ホームページに来てもらう方法はSNS広告やアフィリエイト、SEOなどがありますが、どれを利用したら良いか迷いますよね。
選ぶ方法を2つ紹介します。
まずは、相性です。
いくら効果的と言われている集客であっても、自社のサービスやターゲット層に合っていない場合は集客できません。
若い人をターゲットにしているときはSNSが有効ですが、高齢者の場合は別の手段が必要でしょう。
良いと言われる集客方法に囚われずに、自社に合った集客方法を選びましょう。
次は、人的リソースが割ける場合の選び方です。
そのときは、オウンドメディアを企画して立ち上げ、運用してみても良いでしょう。
オウンドメディアとは、ユーザーが検索で使いそうなキーワードを推測し、それに合わせてコンテンツを作る、SEO対策の1つです。
自社のサービスサイトでは拾いきれないキーワードでもユーザーを集められたり、SNSの拡散が狙えたりとメリットが多くあります。
ただし、時間が多くかかるので注意してください。
長期的に取り組むことを前提で、オウンドメディアに取り組むと良いでしょう。
外部に依頼することも珍しくはないため、不安がある方は外部に依頼しましょう。
まとめ
今回は、ホームページを使って集客するコツについて紹介しました。
最近では多くの企業がホームページを作成して集客をしています。
そのため、ホームページ内でも差別化を図る必要があるのです。
今回紹介したことを意識して集客に取り組みましょう。