「中小企業にホームページは本当に必要なのかな」
「ホームページを持つことでどんな効果があるの」
このようにお考えになった人はいませんか。
現在、企業名を調べればわかるように、たくさんの企業がホームページを持っています。
そこで今回はホームページがなぜ必要か、どのような効果があるか解説していきます。
ホームページの必要性とは
ホームページは必ず必要なものではないですが、ホームページをうまく活用することによって新規顧客の獲得や自社価値の向上が見込められます。
日本でインターネットを使っている人が約9400万人以上いることを知っていますか。
このようにインターネットが普及している現代では、人々はネットからあらゆる情報取集をしています。
取引先の会社や住所、事業内容を調べる際にインターネットを活用しているため、ネット上にホームページがあるかないかで会社を知ってもらう機会の数が変わります。
現在はホームページを開設している会社が約92パーセントあり、ほとんどの会社がホームページを利用しています。
また、たくさんの企業がホームページを活用し始めたため、ホームページをただあるだけでは意味がなくなってきていることも知っておきましょう。
ホームページ上に最新情報をアップすることで顧客の信頼を獲得でき、有利になります。
しかしホームページを持っているだけで何も活用しないとマイナスなイメージをもたれることがあるため注意しましょう。
中小企業がホームページを活用するメリットとは
ホームページを持つとどのようなメリットがあるか分からない、どのように活用すれば良いかわからないと言う方もいると思います。
そこで次にホームページを活用することのメリットを4つご紹介します。
1つ目は情報提供を休みなくできることです。
インターネットは人と違い、休まずに活動し続けられるため、その分情報提供できる量も増えるでしょう。
さらに、新聞やテレビに比べ、広告費や人件費がかからないため低コストで行えることもメリットです。
しかし、顧客を獲得するためにターゲットのニーズをしっかりと定めた上で、SEMやSEO対策のような集客施策することが重要であると理解しておきましょう。
2つ目はすばやく最新情報を公開できることです。
ホームページがない場合は、最新情報を公開するためにカタログや自社のパンフレットに記載している内容を変更し、新たに作成し直さないといけませんでした。
しかしホームページでは情報の追加や削除が簡単にできます。
そのため、新商品にあわせて情報を公開できることもメリットの1つと言えるでしょう。
しかし、最新情報の公開が一般的になった今、古い情報をずっと掲載しているとマイナスなイメージを抱かれるため、継続して更新することが重要です。
3つ目はコンテンツの種類が豊富で、多大な情報を公開できることです。
インターネットが普及する前はカタログやパンフレットで情報公開していたため、情報量は限られており、媒体も文字か写真の組み合わせが一般的でした。
しかし、インターネットは制限のない情報量を掲載でき、文字や写真に加え動画まで掲載できることがメリットと言えるでしょう。
動画はよりリアルに情報や雰囲気をお届けできるため、有効的なコンテンツです。
4つ目は顧客に信頼性を与えられることです。
ホームページが会社の信頼を生み出すことを知っていますか。
会社の事業内容、実績、住所などを調べるときに、ほとんどの人が会社のホームページを閲覧するでしょう。
ホームページ上の内容を確認することで安心でき、それが会社の信頼につながります。
しかし、ホームページがないと会社の情報を収集できないため、不安や疑問点を持つ方も出てきます。
上記にも記載していますが、ホームページを持っている企業が増え、最新情報をどんどん発信しているため、信頼を向上させるために情報の発信を怠らないようにしましょう。
ホームページを活用していない企業のデメリットとは
ホームページを持っていないことのデメリットについて理解する必要があります。
そこで次に、ホームページを持たないことのデメリットを6つ解説してきます。
1つ目は会社のイメージダウンです。
現在はネットで会社の情報を公開している企業が多く、取引を行う場合は事前に取引会社の概要をチェックすることが一般的でしょう。
しかし、ホームページがないと取引先の会社に情報を伝えられず、不安に思わすことやこの会社に依頼して本当に大丈夫なのか、というようにイメージダウンにつながる可能性があります。
ホームページは会社の顔と言っても過言ではないでしょう。
2つ目はまわりの会社に負けてしまうことです。
何もしない会社と、最新の情報を発信し、会社の実績をホームページに書いてある会社のどちらかを選ぶとなると、多くの顧客は会社の情報がよくわかる後者を選びますよね。
ホームページがないとわざわざ電話して情報を聞く手間がかかるため、会社の詳細をホームページに見やすく記載している会社とは差が生まれます。
何もしないことで顧客をライバル会社に取られるリスクがあることを理解しておきましょう。
3つ目は持続的な宣伝効果を得られないことです。
集客方法はホームページで発信すること以外にもチラシや新聞、カタログ、マスコミなど様々ですが、どれも時間がたてば効果は薄れ、一時的な効果しか見込めません。
しかしホームページの集客には持続的な効果があることを知っておきしょう。
4つ目はお問い合わせや窓口への電話が少なくなることです。
顧客が疑問を持ち相談したい場合は、ホームページの相談窓口を見て問い合わせを行います。
しかし、ホームページがないとどこに連絡すれば良いかわかりません。
他のサイトに電話番号を載せていても、公式の自社サイトではないため不安に思ってしまう可能性があることを理解しておきしょう。
5つ目は労力や人件費がかかることです。
詳しい説明を知るためのご相談の場合、電話対応する時間と人件費がかかります。
ホームページがあるとネット上で情報を確認できるため、電話対応の労力と人件費を削減できるでしょう。
6つ目は新規の採用がしにくいことです。
就活者は会社のホームページを見て応募、検討することが多いためホームページがないと会社の事業内容や情報を伝えられないため、不安に思われてしまいます。
特に現在の若年層の方は、インターネットをより使いこなしている年層であるため、情報の公開は必須と言えるでしょう。
良くないホームページとは
ここまでで、ホームページを作っても何もしないと逆効果があるため気をつけなければいけないと言うことを何度か説明しました。
では良くないホームページとはどんなホームページなのかを解説していきます。
ホームページは顧客を獲得するためのものであるため、顧客目線で作る必要があります。
そのため、ターゲットに合わせたホームページ制作が大切になります。
しかし、経営者の好みという理由だけでデザインを選ぶことや、顧客目線で作られていないホームページは良くないと言えるでしょう。
また、何年も更新されていないホームページも良くありません。
更新頻度が低いホームページは実際に会社はやっているのかという疑問や、本当にこの会社に任せて良いのかという不安を生じさせることがあります。
さらにホームページすら運用できない会社なのかな、というマイナスなイメージを持たれないためにも更新頻度をこまめにして最新情報を発信していきましょう。
逆に言えば、月に数回更新するだけで良いイメージを持ってもらえることもあり、企業価値を高めることにつながります。
まとめ
企業の売り上げ向上のためにホームページは欠かせない存在になっています。
ホームページは顧客集客の促進につながることや、自社の情報をたくさん載せられるというメリットもありましたね。
今回解説した内容を参考にしていただき、ホームページを有効的に使って企業の成長につなげてみてはいかがでしょうか。