WEB集客をするうえで、ブログの運営についてお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
専門的な部分でもあるので、何をすれば良いかわからない部分も多いでしょう。
そこで今回は、ブログ運営において重要となる、更新頻度をはじめとしたSEOへの対策についてご説明します。
Contents
何のためにブログを書いてSEOへの対策をするのか
自社WEBサイトでブログを書く意味
今現在ブログを運営している、あるいはこれから始めようとしている方の中には、外部のWEBサイトを借りて、そこで運営している、もしくは運営しようと検討している方もいるのではないでしょうか。
しかし、ブログは自社でWEBサイトを立ち上げて、運営していくべきです。
新たに自社でWEBサイトを立ち上げるとなると、それなりの手間やお金もかかってしまいますよね。
しかし、手間やお金をかけてまで、自社WEBサイトを立ち上げる利点が挙げられます。
もし仮に、外部のWEBサイトで自社を宣伝するブログを書いたとしましょう。
時間やお金をかけて質の高いブログを書いたところ、それがグーグルのアルゴリズムから高い評価を受けたとします。
そうなると、対策をしたキーワードの検索結果での表示順位が上がります。
しかし、そのブログは外部のWEBサイトで管理されているため、記事が書かれたページには他社の広告が掲載されてしまいます。
せっかく質の高いブログを作って検索順位を上げても、そのページを閲覧した潜在顧客は、自社WEBサイトではなく、外部のWEBサイトに誘導されることもあるでしょう。
それゆえ、外部のWEBサイトで自社のブログを運営してしまうと、SEOへの対策の意味がなくなってしまうおそれがあります。
したがって、ブログを運営するのであれば、自社でWEBサイトを立ち上げるべきでしょう。
ブログは、自社での資産となる
自社でWEBサイトでブログを運営するもう1つの大きな意味は、書いたブログが自社での資産として残り続けることです。
新聞や雑誌に自社の広告を掲載したとしましょう。
たとえその広告から10人の顧客を新規で獲得できたとしても、新聞や雑誌は読まれたら大半が捨てられてしまうため、効果は持続しません。
一方、ブログを運営していた場合、一度書いたブログは残り続けます。
ブログを経由した集客が月に3人だったとしても、それが4カ月続けば、新聞や雑誌を経由した集客人数として仮定した10人という数字を上回ります。
このように、ブログは資産となって残り続けるため、お金がほかの宣伝手段よりも高かったとしても、その分、より大きなリターンが期待できるでしょう。
ブログの更新頻度はどのくらい重要か
無意味な更新は逆効果
ブログでは更新頻度が重要と言われることがあります。
しかし、ただ更新頻度が高ければ良いわけではありません。
むしろ、言葉の言い回しを変えるといった、意味のない更新をし続けた場合、グーグルにスパムと判断されペナルティを受けることも考えられるので、気を付ける必要があります。
加えて、たとえ毎日のように更新したとしても、需要の少ない情報であったり、役に立たない情報ばかり発信していては、それを見た人に「このWEBサイトは役に立たない」と判断され、再び訪れようとは思われないでしょう。
無理に更新しようとせず、中身の質をキープしたうえで更新をしていくべきでしょう。
更新の頻度そのものは重要ではない
必要とされない情報をどれだけ更新しても、SEOへの対策にはあまり効き目はありません。
ただ、更新自体がまったく意味がないというわけでもありません。
最近書かれた記事は比較的新しい情報を含んでいる傾向にあるので、最新の情報を知りたいというユーザーのニーズに合致しやすいです。
そのため、グーグルもそういった新しさを評価していることは事実です。
更新頻度よりも重要なこと
更新頻度よりも重要なことは、中身の質です。
中身の質が高ければ、それだけWEBサイトを訪れた人も満足しやすいので、グーグルにも評価されやすくなります。
逆にいくら更新しても、中身の質が低いことによりユーザーに満足してもらえなければ、グーグルから高く評価されることは難しいでしょう。
では、中身の質を上げるにはどうすれば良いのでしょうか。
ユーザーに満足感を与えられる中身にする
質の高い中身とは、見た人に満足感を与えられる中身のことです。
記事を書く際は、対策キーワードを決めて、そのキーワードを含めて記事を書きますよね。
そこからもう1歩先へ進んで、そのキーワードに隠された、ユーザーのニーズを分析してみましょう。
そのニーズを満たせるように中身を工夫すると、満足度の高い記事を作れるでしょう。
過去の記事に加筆・修正を加える
中身の質を上げる方法は新しい記事を載せること以外にもあります。
古くなった過去の記事に手を加えることでも質は向上できます。
過去の記事には過去の情報が書かれているため、場合によっては間違った中身になっているかもしれませんよね。
それゆえ、そういった過去の記事の中身を最新版の情報に更新することでも、中身の質を上げ、SEOの効果も高められます。
更新頻度を高める利点
更新する必要はない?
先程少し触れましたが、更新頻度を高めることが全くの無駄であるというわけではありません。
更新頻度を上げたところで、グーグルから高い評価を得られるわけではありませんが、逆に更新頻度が低すぎると、評価の低下につながります。
したがって、ある程度の記事の量があるWEBサイトであるならば、おおよそ1カ月あるいは2カ月に1回は更新するようにすると良いでしょう。
ユーザーに選んでもらいやすくなる
更新頻度を高める利点の1つとして挙げられることは、ユーザーに選んでもらいやすくなるという点です。
あなたは今、不動産の購入を検討しているとしましょう。
不動産について情報収集をするために、不動産に関連した記事を掲載しているWEBサイトを探しています。
そして、中身の質が同じくらいの、良さそうなWEBサイトを2つ見つけました。
A社のWEBサイトは毎月新たな記事がアップされていて、最終の投稿は1週間前です。
一方で、B社のWEBサイトは更新頻度が半年に1回ほどで、最終の投稿は5カ月前だったとしましょう。
こうした場合、あなたはどちらのWEBサイトをより多く利用したいと思うでしょうか。
大半の人は、中身の質に大差がない場合、更新頻度の高いWEBサイトを選ぶと思います。
更新頻度の高い方が新しい情報も多く、より信頼性の高い印象を持たれやすいのはイメージできますよね。
そういった理由から、更新頻度を高めると、ユーザーに選んでもらいやすくなるという利点があります。
クローラーに来てもらいやすくなる
クローラーとは何かというと、ウェブWEBサイト情報を収集し、インデックスする(データベースに登録する)グーグルのプログラムのことです。
クローラーが更新されたWEBサイトのページを読み取り、検索結果にデータを反映させます。
そのため、更新した情報を反映させるには、クローラーにWEBサイトを巡回してもらう必要があるということですね。
したがって、SEOへの対策をするうえでは、このクローラーへの対策も必要です。
では、どうすれば自社WEBサイトへ、クローラーに巡回を促せるのでしょうか。
その方法の1つが、WEBサイトの更新頻度を高めることです。
WEBサイトの更新頻度を高めることで、「このWEBサイトは更新が多いから、どんな中身になっているか見てあげよう」といった具合に、クローラーに巡回を促せます。
そのため、中身の質も重要な要素の1つですが、更新頻度も低いよりは高い方がSEO的には良いでしょう。
まとめ
今回は、自社WEBサイトでブログを運営する利点や、中身の質と更新頻度についてご説明しました。
外部のWEBサイトよりも、自社WEBサイトでブログを運営した方が、SEOへの対策としてはベターで、更新頻度も重視すべきですが、中身の質はさらに重視すべきです。
WEBからの顧客獲得を増やすためにも、有効なSEOへの対策を行いましょう。