ブログ作成をしている方やSEO対策の効果を知りたい方はいらっしゃいませんか。
そのような方の中には、ブログ作成にSEO対策が必要なのか疑問に思う方も多いでしょう。
実際に、こちらをするのとしないのでは大きな差が生まれます。
そこで今回は、ブログ作成におけるSEO対策の効果や方法について紹介します。
ブログでSEO対策をする目的とは
初めに、ブログでSEO対策をする目的について紹介します。
こちらをする目的としては、ブログを検索結果の上位に表示させ、利用者の数を増やすことです。
ブログを運営されている方は、利用者数を稼ぎたい方が多いのではないでしょうか。
特にブログを運営する目的として、広告などによる収入を稼ぎたい方は利用者の数が大切です。
利用者数が増えれば増えるほど、収入も増えるでしょう。
これに加えて、上位に表示されることで、利用者数が増加し、広告費などの費用も不要になります。
このように、ブログの利用者数を増やすために、避けて通ることはできないものであることを知っておきましょう。
SEO対策のメリットとは
次に、SEO対策のメリットを3つ紹介します。
1つ目は、高い集客力を持つことです。
そもそも、インターネットの利用者がどれほどいるのがご存じでしょうか。
総務省の発表によるとインターネットの利用率は、平成24年末時点で9652万人と公表されています。
これは、日本の総人口の79.5パーセントの方がインターネットを利用していることになります。
現在は、スマートフォンなどの普及も進んでいるため、さらに利用者数は増加しているでしょう。
また、上記の利用者の中で、検索エンジンを利用している方はどれほどいるのでしょうか。
ニールセン株式会社の調査によると、Yahoo!が約8000万人、Googleで約7000万人という調査結果があります。
このように、インターネットの利用者の多くは、検索エンジンを利用して検索行動をしています。
この膨大な利用者および検索エンジンの利用率を考慮すると、集客力の高さが感じられるでしょう。
ただ、同じ成果を獲得するにはリスティング広告でも良いのではないかと思われる方もいるでしょう。
しかし、海外の調査データによると、検索結果に対してクリックされる割合はリスティング広告のエリアでは13パーセントであるのに対し、SEO対策のエリアでは52パーセントとされています。
このようにSEO対策はリスティング広告よりも4倍程度のクリック率を誇ります。
そのため、優れた施策であると言えるでしょう。
2つ目は、広告と比較しての費用対効果の高さです。
先程紹介したリスティング広告は、クリック数に応じて費用が発生するものです。
そのため、リスティング広告は集客すればするほど費用が発生します。
しかし、こちらの施策ではいくら集客しても費用が発生することはありません。
ただ、だからと言って必ずSEO対策の方が費用対効果の面で勝るとは限りません。
理由としては、こちらの施策を取り組む際は、それなりの知識と利用者を満足させる内容の作成をする必要があるためです。
多くの企業では、知識を持った外部の会社に依頼しているケースが多く見られ、実際に外注費用を考慮すると無料ではありません。
ただこのような外注費用を考慮しても、こちらの施策をとっていることから、SEO対策の費用対効果の高さがうかがえるでしょう。
ここで注意したいのが、十分な知識のない会社に委託してしまうと逆効果になることもあるということです。
運営側のガイドライン等を違反してしまうと、ペナルティを課せられてしまうことがあります。
このように、非道徳なSEO業者も存在していることを念頭に置き、外注する際は適切な会社を選ぶことで高い費用対効果を得られるでしょう。
3つ目は、ブランディング効果です。
ここまでは、集客や費用対効果について述べましたが他にもメリットはあり、それがブランディング効果です。
ブランディングとは、サービスや個人の特徴などをブランドとして差別化し、利用者に価値があると認識させ信頼を高めることです。
また、まだブランドとして認知されていないものをブランドとして認知してもらい、育てることともされています。
ある企業が行った調査では、検索上位に表示されるサイトにどのような印象を持つかというものがあります。
結果として、約8割の方が良い印象を持ち、悪い印象はほとんどなかったとされています。
つまり、こちらの施策で上位表示を達成することは、利用者からの信頼を獲得しブランドを確立することにも繋がるということです。
また、ブランドが確立されるとそれに言及する利用者が増えるため、二次的な影響も期待できるでしょう。
このように、こちらの施策では付随的にブランディング効果も発生し、そのブランドについて言及されることでさらなる大きな成果も望めるでしょう。
SEO対策に効果的なサイトを作る方法とは
最後に、こちらの施策に効果的なブログサイトを作る方法を5つ紹介します。
1つ目は、サイト設計を考えることです。
こちらは、利用者のためにどのようなコンテンツを用意する必要があるのかを、内容を作る前に考えるということです。
こちらのメリットとしては、以下の4点があげられます。
・準備するべきコンテンツが分かる
・サイト完成時期の目途が立つ
・不要なコンテンツの作成が減り、効率が良くなる
・利用者の求めるコンテンツの漏れがなくなる
サイト設計をすることで、サイトの作成方針が固まりやすくなり、不要なコンテンツを作ることもなくなるため、時間の短縮にもなります。
なお、用意するコンテンツは集客用と収益化の2種類を分けて作ることを意識すると良いでしょう。
ブログのドメインパワーを強化できるため、収益化する際の鍵になります。
2つ目は、キーワードを意識して記事を書くことです。
記事の執筆を行う際に、最も大切な要素の1つがキーワードを意識することです。
Googleは、キーワードにより記事を認識し、利用者の検索意図に適合したものかを判別します。
そのため、記事執筆においてキーワードを意識することは大切です。
この方法の具体的なポイントしては、狙っているキーワードをタイトルや見出しに含ませることや、そのタイトルと内容に整合性を持たせることです。
3つ目は、読みやすい記事に仕上げることです。
利用者に快く自身のブログを利用してもらうことは、非常に大切です。
例え利用者の意図に適合した内容を提供しても、利用者に伝わらなければ意味がありません。
文章が乱雑になっていたり、なかなか結論が見えてこなかったりと、読みにくい内容では利用者がページを離脱してしまいます。
それではGoogleや自身にとって得がありませんよね。
そのため、記事は読みやすく仕上げましょう。
執筆の際のコツとしては、利用者の心理的負担を減らすことです。
そのための工夫を至る所に凝らして、記事を読むための心理的ハードルを下げると、利用者が記事を読みやすくなるでしょう。
4つ目は、記事を分かりやすく整理することです。
利用者にとって記事を分かりやすくすることは、一般的にユーザビリティともいわれます。
こちらの具体的な内容は、グローバルメニューの設定やサイドバーの活用、サイトマップの作成、内部リンクで利用者を誘導することなどがあります。
このように、利用者にとって使いやすい環境を整える方法はたくさんあります。
特に、サイドバーやグローバルメニューなどを使いサイト内を整理して、利用者が使いやすいようにしておくと良いでしょう。
5つ目は、サイトの表示速度を速くすることです。
サイトを開く際に、時間がかかってしまいイライラした経験がある方も多いですよね。
サイトの表示速度は、利用者がサイトを利用するときの快適性や滞在時間などに関係します。
利用者にとって表示速度は速い方が嬉しいですし、結果として利用者に優れたコンテンツとして認識されやすくなるでしょう。
もちろん内容も重要ですが、それを後押しする要素として表示速度も大切です。
表示速度の高速化の方法は、高速レンタルサーバーを利用することや、ブラウザキャッシュを効かせること、画像サイズの最適化、データ量の削減などがあります。
このような方法を活用して、表示速度の向上を試みてはいかがでしょうか。
速度を確認する際は、実際にスマホやPCから自身のサイトを開いて、どのような時間帯でも重くないか確かめると良いでしょう。
まとめ
今回は、ブログ作成におけるSEO対策の効果や方法について紹介しました。
すでにこちらの施策に取り組んでいる方やこれから始めてみようと考えている方は、今回紹介した方法を取り入れてみてはいかがでしょうか。
こちらの記事がブログ運営の手助けとなれば幸いです。