「タイトルタグって何だろう」
「タイトルを作る際に意識すると良いポイントを知りたい」
SEOコンテンツの作成をお考えの方で、このようなお悩みをお持ちの方はいませんか。
今回の記事では、SEO対策に強いタイトルについてご紹介します。
ぜひお役立てください。
Contents
タイトルタグとは?
タイトルタグとは、ページの題名を指定するHTMLタグのことです。
ここに書いた内容は、検索結果のページに表示されたり、ブラウザタブの上位に表示されたりします。
タイトルタグは、HTMLで確認すると、<head></head>で囲まれた、head要素のうちの一つとなります。
これらからわかるように、タイトルタグはSEOで最も重要な部分の一つなのです。
ここからは、なぜこんなにも重要なのか、タイトルタグの役割を3つご紹介します。
1つ目は、検索エンジンにページの意味や中身を伝えることです。
タイトルタグとは、ページの題名を表すタグであるため、検索エンジンがページの内容を判断する指標の一つになります。
もし、タイトルタグがページの内容をきちんと反映しており、かつ簡潔にわかりやすく書かれていると、SEO上適切に評価されます。
一方で、ページの内容から逸脱しているような場合には、ペナルティを受けることもあるため注意しましょう。
2つ目は、ユーザーにページを訪れるべきかどうかの判断材料を与えることです。
タイトルタグは、検索結果に最も目立つ形で表示されるため、ユーザーにとっては、クリックするかどうかを決める重要な要素になります。
つまりこれは、クリック率を大きく左右するため、しっかりと考える必要があります。
加えて、ブラウザの上部にも表示されるため、ユーザーがページを見失わないようにする役割も担っています。
3つ目は、SNSで拡散された時に、ページの意味や中身を伝えることです。
SNSで拡散される際にも、多くの場合、タイトルタグの内容が表示されます。
SNSの拡散力はSEO上、間接的に大きく関わる場合があるため、たくさんの方に拡散してもらうためにもタイトルタグの最適化は必須です。
タイトルをつける上での大切なポイントをご紹介!
効果的な題名には特徴があることをご存じでしょうか。
ここからは、その特徴の中でも、すぐにチェックできるポイントを6つご紹介します。
1つ目は、ページごとに題名をつけることです。
一つのサイトには多くのページがありますが、それらが似たような題名である場合、Googleからどれも同じようなものだと認識されてしまいます。
どのページがどんな内容なのかを判断しやすくするために、一つ一つのページにオリジナルな題名をつけましょう。
2つ目は、なるべく簡潔な題名にすることです。
題名は、そのページに何が書かれているのかを最初に知る手がかりです。
題名を見て、そのページの内容を判断するのは、ユーザーも検索エンジンも同じです。
題名からそのページの内容が伝わらなければ、検索エンジンの評価は低下してしまいます。
3つ目は、題名のキーワードを1つに絞ることです。
キーワードが複数あると、クローラーに専門性の低いページと認識されてしまうため、上位表示が難しくなります。
ただし、上位表示されそうなキーワードをまとめて対策し、ページを作る方法もあります。
この方法には、記事数を減らせるといったメリットがあります。
関連性の高い複数のキーワードで対策することも可能ではありますが、上位表示の難易度も高くなるため、SEO対策の初期ではキーワードを1つに絞ることをおすすめします。
4つ目は、題名の最初にキーワードを配置することです。
検索結果に求めている情報のキーワードを含むタイトルがあったら、そのページを訪れてみたくなりませんか。
タイトルでキーワードを強調することは、ユーザーにその情報を見るように促す効果があります。
さらに、このポイントを押さえることで多くの人に見てもらえれば、検索エンジンの評価を高めることにもつながります。
5つ目は、題名をキャッチーにすることです。
ユーザーが検索画面で判断できる情報は、タイトルとメタディスクリプションだけです。
思わず読みたくなるようなキャッチーな題名にすれば、ユーザーの流入を促せるでしょう。
6つ目は、キーワードの語順を入れ替えないことです。
キーワードの順番が適切になっているかというのもSEOの観点では重要なポイントです。
タイトルタグは32文字まで表示される!
次に、題名の文字数について解説します。
タイトルタグの文字数に制限はありませんが、あまりに長く設定すると、検索結果として一覧で表示された時に後半の題名が省略されてしまいます。
題名の内容によっては、内容を十分に伝えきれない場合もあるかもしれません。
題名の長さを調整することが可能であれば、検索結果で全ての文字が表示されるような32文字の長さを目安にすると良いでしょう。
またスマホでは、表示される文字数がパソコンとは異なり、40文字が目安となります。
そのため、レスポンシブサイトを制作する時は、タイトルタグの表示文字数が少ないパソコンに合わせることをおすすめします。
コンテンツ作成をしている方からのよくある質問を解決!
ここからは、タイトルタグにまつわる、よくある5つの質問についてお答えします。
成果が出ないと感じた時は題名を変更しても良いのか
題名を変更して検索順位を上昇させ、サイトへのアクセス数を増やすことは可能です。
しかし、逆にアクセス数が減ってしまう可能性もあるため、注意が必要です。
多くの方が訪れているページの題名は変更せず、上位表示できていないページや、検索画面であまりクリックされていないページの題名を変えてみるのが良いでしょう。
タイトルとh1タグはどう使い分けるべきなのか
厳密に言うと、タイトルタグとh1タグの役割は異なります。
タイトルタグはページ外向けであるのに対して、h1タグはWebページ向けであるという違いです。
そのため、この2つの内容が同じであっても問題はありません。
題名に記号や絵文字などを含めても良いのか
記号や特殊文字を含めても問題ありません。
しかし、特殊すぎる記号や、意味がわからない記号はタイトルタグには含めずに、言葉で記載することをおすすめします。
*キーワードは文頭に近い位置におくべきなのか
特に事情がない限り、キーワードは題名の文頭に近い位置に入れると良いでしょう。
キーワードが文頭に入るような題名は、ユーザーの目に留まりやすい傾向にあります。
複数のキーワードを対策したい場合はどうしたら良いのか
1ページに対して、1つのキーワードにしましょう。
もし、複数ワードを1つのページに詰め込んでしまうと、それだけで検索意図に振れ幅ができてしまいます。
複数のワードを対策したい場合は、いくつかのページに分けて対策するようにしましょう。
順位を上げるライティングの方法とは?
ユーザーにとって利便性の高いものが、上位に表示されます。
そのため、むやみに文字数を増やしても、それは読者にとって読みづらい記事となり、上位表示の可能性が下がってしまいます。
読者にとって効果的な内容でなければ、たとえ文字数が5000字以上でも10000字以上でも上位に表示されることはありません。
そして、質の高いものを作成するのに必要なのはライティング力です。
求められている情報を、漏れなく、適切な形で伝えることが何よりも重要であることを忘れないようにしましょう。
まとめ
今回は、SEOコンテンツの作成をお考えの方に向けて、SEO対策に強いタイトルについてご紹介しました。
苦労して製作した良質なコンテンツでも、タイトルで力を抜くと誰にも見てもらえない可能性もあるため注意してくださいね。
ブログ更新やWeb集客にお困りの際は、ぜひ当社にお任せください。