SEOの内部施策と外部施策とは?それぞれについて詳しく解説! | Reach@(リーチアット)

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2023.6.16

SEOの内部施策と外部施策とは?それぞれについて詳しく解説!

SEO対策とは、検索結果の中で自社のWebサイトを上位に表示させてサイトを閲覧してもらえるようにする対策のことです。
記事の制作者はSEO対策を意識して執筆していると思いますが、SEO対策には実は2種類あることをご存じでしょうか。
その2種類とは、内部施策と外部施策です。

内部施策とは、自社のサイト内の整備を行って検索エンジンがスムーズに評価できる仕組みを整える施策です。
一方、外部施策とは、他のWebサイト上での自社のサイトの評価を上げるために行う施策のことを指します。
今回では、2種類のSEO対策についてご紹介いたしますのでぜひご参考ください。

□SEOの「内部対策」と「外部対策」の違い

導入でも少しご紹介しましたが、ここからは内部施策と外部施策の違いについてご紹介します。
内部施策と外部施策の目的は、「SEO対策のための施策」と目的は同じですが、そのための内容が異なります。

中でも一番異なる点は、自社のサイト内で完結するか否かです。
内部施策は、自社のサイト内で完結する施策ですが、外部サイトは自社のサイト外で行います。

1.内部施策

内部施策とは、サイトの内部要素を整備することです。
クローラーはサイトの巡回をしてデータベースを登録した後に、検索結果の順位を決定します。
クローラーがこれらの作業をスムーズに行うと、そのサイトは質の良いサイトだと判断されて、検索結果の上位に入ります。
クローラーが作業しやすい=閲覧者にとって便利で有益であるという考えに基づき、このような評価方法がとられています。
内部施策の具体的な例としては、キーワードの最適化、サイトの読み込み速度の改良、質の良いコンテンツの作成などがあります。
内部対策の費用の平均は10万円~100万円と言われています。

2.外部施策

外部施策とは、自サイトの外部要素を整備する施策です。
なぜ、自サイト内のみの評価で検索順位が決定しないのでしょうか。
それは、他社のサイトでも頻繁に引用されるほど、より質の良いサイトであるという民主主義的な考え方に基づいているためです(googleより)。
したがって、SEO対策をする上で外部施策も必要となります。
外部要素について良い評価を受けるために、被リンクとサイテーションを獲得することが主な業務となります。
被リンクとは、他のWebサイトに設置されている自サイトのリンクのことを指し、サイテーションとは、自社のサービスやサイト、会社自体に対しての評価されることを指します。

ただし、これらの獲得数を増加させるためにリンクの売買を行うことや自作自演でリンクを増やすことは、googleのポリシー違反になるので禁止です。
外部施策の具体例は、SNSを継続して更新することや、リンクされやすいトレンドやアンケート調査の記事などを作成する方法があります。
外部施策サービス会社に依頼した場合の費用は、1.5万円~15万円かかります。

□内部施策のポイント

次に、内部施策について詳しくご紹介します。
内部施策をする時には、以下の3つの観点に着目してSEO対策を行うことが重要です。

・クルーラーがコンテンツを正しく参照できるようにする
・クルーラーがサイト内を循環しやすいように地図を作る
・ユーザーにとって見やすいサイトにする

では、対策する人はこれらを満たすために実務ではどのようなことを行えばよいのでしょうか。

1.コンテンツの最適化

コンテンツが最適化していなければ正確にデータベースに登録してもらえません。
サイトの更新頻度を増やしたり、HTMLを適切に設定するようにしましょう。
これらを行う理由は、更新頻度の増加がクルーラの巡回回数と関係していること、クルーラはコンテンツを理解するためにHTMLという言語を用いており、リンクタグや見出しタグから内容を判断しているため、その部分には適切な内容を入れる必要があること、といった理由があります。

2.XMLサイトマップの転送

XMLサイトマップとは、新しいサイトをクルーラに紹介するための地図のようなものです。
実はクルーラは、インデックスされたサイト内から次のサイトを巡回する仕組みを取っています。
したがって、できたばかりのサイトは、まずクルーラに巡回してもらえるように対策をしなければなりません。
そのために使用されるのがMXLサイトマップであり、これをクルーラに送ることでインデックス漏れを防止できます。

3.内部リンクの最適化

先ほどご紹介したように、クルーラはインデックスされたサイトにあるリンクを順番に巡回します。
したがって、内部リンクを張り付けることで効率よくクルーラの巡回を受けられます。

ただし、ここで張り付けるリンクはWebサイトと関係性の高いサイトでない場合、かえって評価を落とすことに繋がりますし、閲覧者の読みづらさにも繋がりますので、注意しましょう。

□内部対策のみでは不十分?

SEO対策を行う上で最も重要なのはサイト本体であり、外部要素は次に考えたらよいのではないか、と考える方も多いと思います。

しかし、検索順位を決定するための評価項目は200以上ととても多いのです。
したがって、内部施策については十分でも外部施策が不十分であると上位に表示されにくい結果となります。
特に、競争率が高いキーワードになるほどどのサイトも内部施策の精度は高いため、他のサイトよりも上位に行くためには、外部施策を重要視しましょう。

□外部施策のポイント

よりSEO対策に優れたサイトを作成するために、次にご紹介する外部施策についても理解しましょう。
外部施策で行うことは、被リンクとサイテーションを獲得することの2つです。

*被リンクの獲得

自サイトのリンクが他のサイト上に設置されたときに、被リンクを獲得したということになります。
なぜ被リンクが増加するとSEO対策の観点から評価されるのでしょうか。
それは、外部のサイトに引用、共有されるということはユーザーにとって有益な情報を得られるサイトであると認識されるためです。

また、被リンクを獲得した他のサイトにno followタグが貼ってある場合、クルーラからの巡回が阻止される点に注意しましょう。

*サイテーション

サイテーションとは、名前(個人名・企業名・サイト名)、住所・電話番号・URLがほかのサイトで記載されたときに獲得できます。
サイテーションにはリンクがないため追跡しづらく、検索エンジンはSEOとの関係性について明言していませんが、実務ではポジティブなサイテーションが増加すれば、SEO対策に繋がることが多いです。
サイステーションについてはgoogleとSNSで数と誰が言及しているかについて確認できます。

□質の高い被リンクを獲得する方法

SEO対策を行う上では、単に被リンクを獲得するだけでなくその質も重要です。
一般的に質の高い被リンクとは、その業界から評価を得ているサイトで設置されたリンクのことと考えられています。
ここからは、そのようなサイトに記載されるための方法についてご紹介します。

*コンテンツに調査結果を記載し、メディアにアプローチ

トレンドや社会問題についての調査を行い、その結果を記載したサイトは、引用されやすい傾向があります。
また、プレスリリースとしても配信し、様々なメディアに取り上げられるように公開します。
ニュースサイトへの掲載は、質の良い被リンクの増加と強く関係しているため、SEO対策が期待できます。

*インタビューコンテンツの設置

有名人や権威者のインタビューや取材の記事は、影響力が大きいため効果的です。
インタビューや取材を受けた人がその情報を発信した場合、さらに質の良い被リンクの獲得に繋がります。

*RSSフィードの活用

RSSとは、webサイトの新着・更新情報を提供する仕組みのことを指します。
これを活用すると、自サイトの新しい情報を常に通知できるため、被リンクの獲得に繋がります。

*SNSで共有されやすいコンテンツ作成

閲覧者が周囲の人に共有したい思うコンテンツを作成し、それをSNSでシェアしやすい状態にして発信すると自然と引用される数が増えます。
このために普段からどのようなコンテンツが興味を引くのか調査しておきましょう。

*他のサイトを研究する

被リンクを多く獲得しているサイトはどのようなコンテンツ作りを行っているのかを調査し、自社のSEO対策に利用することも大切です。

□まとめ

ここまでご覧いただきありがとうございます。
今回の記事では、内部施策と外部施策を行う上で、重要なポイントについてご紹介しました。
内部施策では、クローラーがスムーズに巡回しやすいように整備することが重要です。
外部施策では、数だけでなく質の高い被リンクを獲得することが重要です。
どちらか一つを対策するだけでは、競合サイトと差を生み出せません。
当社では、初めての方に無料で1記事お渡ししておりますので、ぜひ一度ご依頼ください。

この記事を書いた人

コンテンツ ディレクター

川崎 修コンテンツ ディレクター

立命館大学経営学部卒。 コンテンツ企画・運用を得意領域とし、主にコンテンツディレクションを担当している。企業メディアサイト立ち上げ、広告運用など幅広い経験をしている。Googleアナリティクス分析企業数は300社以上実施。コンテンツマーケティング導入企業の平均セッション数を150%UPするなど、多数の実績がある。
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