ホームページを放置するのは危険!どんなデメリットがある? | Reach@(リーチアット)

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2023.8.16

ホームページを放置するのは危険!どんなデメリットがある?

現代では、企業のほとんどがサイトを持っています。
検索サイトのユーザーに気軽に自社のことを知ってもらえますし、そこから顧客を獲得できる可能性もあるなど、そのメリットは非常に多岐に渡ります。

一方、そんな便利なサイトを放置している企業が多いのも事実。
継続的な運用は結構大変ですよね。
しかし、放置してしまうと、本当は得られるはずだった恩恵を受けられなくなってしまうこともあります。

今回の記事では、ホームページを放置するデメリットや放置してしまったサイトを復活させる方法を紹介します。

□ホームページを放置するデメリット

1.検索順位が下がる

ホームページを更新せずに放置してしまうと、検索順位は低下していきます。
これはGoogleやYahoo!のメカニズムです。

このようなメカニズムになっている理由は、検索エンジンの意味を考えると分かりやすいと思います。
検索エンジンは、何か調べ物をするときに使われることが多いです。
法律について調べたときに、2010年のときに書かれたホームページを見てしまうと、少し不安になりますよね。

この事例から分かるように、人間は情報に「新鮮さ」を求めます。
新しく正確な情報を欲するのです。
そのために使用される検索エンジンが、新しい情報を上位にするようなメカニズムを搭載しているのは当然とも言えます。

逆に検索順位を上げるためにはホームページを放置しないことが求められます。

2.顧客もホームページの新しい会社を選ぶ

ホームページを訪れる人は、あまり更新されていないホームページを敬遠する傾向にあります。
理由としては、以下が挙げられます。

・仕事が忙しそうに見えない
・ネット時代なのにそれをおろそかにして会社として遅れているように見える
・古いままで良いと考えてそう

厳しいですが、これが顧客の本音です。
ただあなたが顧客の立場になったとき、ホームページが更新されている会社とそうでない会社、どちらを選ぶでしょうか。

ホームページはインターネット上における会社の顔です。
せっかく作ったホームページですから、運用していきましょう。

3.ハッキングされやすくなる

放置していると、不正アクセスやハッキングの対象となり易くなってしまいます。
特にWordPressのようなオープンソース型のホームページは、定期的にアップデートしないと脆弱性を突かれてしまいます。

一度ハッキングされると復旧には相応の費用がかかるので、放置せずに余計な費用がかからないようにしたいところです。

□ホームページを復活させるためには?

ホームページを復活させるための方法を、流れに沿ってご紹介します。

1.更新の目的の明確化

そもそもなぜホームページを復活させたいのか考えます。
ここで目的を明確化することで、モチベーションになること、更新コンテンツに一貫性が生まれることの2つの恩恵を受けられます。
今後の作業を効果的にする重要な工程です。

2.ユーザーの求める情報を考える

1つ目の工程では、こちら側のメリットについて考えました。
この工程では、相手側のメリットについて考えていきます。

あなたのホームページに対し、ユーザーは何を求めるのでしょうか。
なぜあなたのホームページを訪れるのでしょうか。
ユーザーのニーズを考えることで、的外れな情報を載せる可能性が下がります。

3.更新コンテンツを用意する

コンテンツの中には、更新できるものとできないものがあります。
たとえばサービス紹介や料金表は、めったに更新できないコンテンツです。
一方でキャンペーン告知やセール案内、施工事例は更新できるコンテンツです。

あなたのホームページには更新できるコンテンツはありますか。
更新コンテンツを用意しておくことで、検索順位が上がりますし顧客の反応も良くなるでしょう。

4.自分たちで更新できるツールを用意する


更新頻度が下がってしまう理由の一つに、「制作会社に頼まないと更新できない」というものがあります。
更新頻度を維持するためには、ある程度自分たちで更新できる体制を整えておくことが大切です。

とはいえ継続的にコンテンツを更新する作業は大変です。
スタッフや制作会社と相談し、コンテンツの更新を依頼してしまうのも一つの手段です。

□悪いホームページ・見にくいサイトの例

せっかく作ったリニューアルしたサイトが見にくいと、顧客に見てもらえる可能性が下がり、検索サイトからの評価も下がってしまいます。
ここでは悪いホームページや見にくいサイトの例を紹介するので、反面教師にしましょう。

1.表示速度が遅い

「Googleが掲げる10の事実」というページがあります。
ここではGoogleが重視している理念が述べられており、その中に「Fast is better than slow」というものがあります。
サイトの表示速度は速い方が良いということですね。
表示速度の遅いホームページにストレスを感じた経験はあなたにもあるのではないでしょうか。

画像を圧縮したり、動画を埋め込まないようにしたりといったことがすぐにできる対策として考えられます。

2.画像のクオリティが低い

画像のクオリティ、中でも画質は重要です。
画質の荒い画像の載っているサイトは、顧客に古い印象を与えることになってしまいます。
自社で高画質が用意できない方も心配ありません。
現在では膨大なフリー素材があるので、積極的に利用していきましょう。

3.スマホの閲覧に対応していない

現在では、スマホからのアクセスも想定したホームページ作りが必要です。
ホームページはパソコンで作るため盲点かもしれませんが、スマホからでも見られるようなサイトにすべきです。

□継続的な運営のために

ここまでホームページを復活させる方法を紹介してきましたが、復活させたら重要となってくるのが「継続できるか」という点。
最後に継続的な運営を行うためのポイントを解説していきます。

1.社内でのホームページの運用体制を整える

社内でのホームページの運用体制を整えて、安定した運営が可能なようにしましょう。
そのためにはシステム管理やSEO対策といったことに詳しい社員だけを用意するのでは不十分です。
あなたの会社の事業内容を深く理解している社員を選定する必要があります。

自社でシステム管理やSEO対策に詳しい社員を揃えるのが難しい場合、依頼するのも一つの方法ではあります。
この場合でもすべて任せるのではなく、ある程度の内容については理解しておくことが大切です。

2.定期的にホームページをリニューアルする

検索サイトのサイトに対する評価は、日々変化し続けます。
そして最新かつ最適なSEO対策が施されたホームページというのも日々変化し続けるのです。
ホームページをリニューアルせずに2~3年ほど経つと、多くの箇所が変更されているでしょう。

だからこそ定期的にホームページをリニューアルしていくことが求められます。
大切なのはリニューアルが必要と知っておくことです。

□まとめ

ホームページを放置してしまうと、「検索順位の低下」、「ハッキングされるリスクの増加」、「顧客からの信用の低下」といった多くのデメリットに直面することになります。
しかし、リニューアルさせることも可能で、その流れは以下の通りです。

1.更新目的を明確化する
2.ユーザーのニーズの明確化
3.更新コンテンツの用意
4.自分たちで更新できるツールの用意

リニューアルするときは、「表示速度」「画像の質」「スマホでの閲覧」に注意してください。
リニューアル後は運用体制を整えて定期的なリニューアルをこころがけ、継続的な運用が可能になるように心がけましょう。

この記事を書いた人

コンテンツ ディレクター

川崎 修コンテンツ ディレクター

立命館大学経営学部卒。 コンテンツ企画・運用を得意領域とし、主にコンテンツディレクションを担当している。企業メディアサイト立ち上げ、広告運用など幅広い経験をしている。Googleアナリティクス分析企業数は300社以上実施。コンテンツマーケティング導入企業の平均セッション数を150%UPするなど、多数の実績がある。
  • 記事作成で最も必要な要素とは?

    ブログ記事をライティングする人がSEOの知識があるプロかどうか?

    読み手にとって自然な文章を書くことは、フリーランサーのライターやSEOについての知識のない人にも出来るでしょう。しかし本当に必要なのは検索エンジンに評価され、かつユーザーが求めている情報に回答できているコンテンツを提供できているのか?という事です。ターゲットのユーザーが検索するキーワード検索に対してきちんと検索結果に表示される記事であり、たどり着いたユーザーの悩みや問題を解決することで集客にも繋がります。当社ではSEOの専門家が独自のツールを用いて、現状のサイト流入状況の把握、競合比較、最近のSEOトレンドの把握などを定期的なお打ち合わせを通して行っております。そのため、他社にはない、定期的な改善やGoogleのアルゴリズムアップデートに対しても対応することが可能です。どのようなキーワードを上げることで集客につながるのかや競合の流入状況やWEB上での対策内容を把握することで、御社の会社としてのWEBまわりの方向性も定めることができます。当社の担当がお客様のビジネスモデル、事業内容の把握や他社と比較したときの強み、かけることができる費用などをお伺いすることで、最小限のコストでWEB集客を成功することができる内容をご提案・支援させていただきますので、お気軽にご相談ください。

  • 記事のアクセス数が伸びない理由

    検索するユーザーのニーズにあった内容のコンテンツを提供出来ていないから

    webサイトに掲載しているブログ記事の内容は、どのように決めているでしょうか?企業側が発信したい内容と、ユーザーが必要としているコンテンツにはズレがあります。多くの企業は「ブログの更新の必要性」には気付いていますが、日常の出来事や、アピールしたい自社製品のPR、自社にとって喜ばしいニュースなどがメインになってしまっています。しかし実際にユーザーが必要としているのは、自分の悩みや問題を解決する方法です。例えば、これから住宅を建てようと考えている方は、「住宅ローンはどうやって組めばよいのだろうか?」「間取りを決める際に注意しておくべきことはなんだろう?」「両親のことも考えて二世帯住宅なども検討しているが、どのような障壁があるか?」など悩むポイントは多種多様です。現在Googleで検索する方のおよそ85%の方がこのような情報収集型の検索といわれており、「大阪 注文住宅」のようなすでに大阪の地域で注文住宅を建てようと考えているいわゆる購入型の検索の5%と比較すると検索している方の数が圧倒的に違うことをお分かりいただけると思います。今すぐに住宅を購入したい方向けのコンテンツだけでなく、これから住宅を建てようと考えられているいわゆる潜在層のお客様からのアクセスを増やしていくことで、全体のアクセスを増やしていくことが可能になります。そのためにも自社が発信していきたい内容だけではなく、お客様が悩んでいる内容を発信していくことが重要なのです。

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