ブログやサイトを運営されている方はとても多いです。
読んでもらうためには、その多くのライバルの中から自分のサイトを選んでもらう必要がありますよね。
もちろんそれは簡単なことではないですが、一方で「どうしたら自分のサイトを読んでもらえるか」を知らなければ対策も出来ません。
結論から申し上げますと、重要なのは「他のサイトよりも上位でヒットするようにすること」です。
そしてそのために重要となってくるのがSEOです。
今回の記事では、SEO対策を行った記事の書き方について紹介します。
□SEOとは
この記事を読んでいる方の中には、「そもそもSEOって何だろう」と疑問に思っている方もいるでしょう。
SEOはSearch Engine Organization「検索エンジン最適化」の略語です。
検索エンジン側の視点に立つと、サイトを何らかの形で評価することが必要です。
一つ一つの記事を確認することは現実的ではありませんから、何らかのシステムで評価を行っています。
そしてそのシステムに高評価されるための仕組みがSEOということですね。
検索エンジンの一つであるGoogleは、上位表示されるために必要な項目を3つ挙げています。
それぞれ確認していきましょう。
1.コンテンツ評価が高い
コンテンツの評価の高さは、ユーザーのニーズに対して求められている情報を提供できているかによって左右されます。
つまり、ユーザーのニーズを把握しておくことが大切です。
あなたのサイトに足りないコンテンツは無いか、逆に不要なコンテンツは無いか確認する必要があります。
2.被リンク評価が高い
まず、「被リンク」とは、外部のWebサイトからあなたのサイトに向けられたリンクのことです。
被リンクの評価を高めるポイントは2つです。
・サイト全体で評価の高いサイトからの被リンクが多い
・対象ページに対し評価の高いサイトからの被リンクが多い
被リンクの数ももちろん大切ですが、その質も重要ということです。
どちらも意識できるとベストです。
3.Googleガイドラインに則ったコーディングができている
コーディングをしてもそれがGoogleのガイドラインに沿っていない場合、Google側にコンテンツの内容が正しく伝わりません。
詳しくはGoogleの「ウェブマスター向けガイドライン」を参照ください。
また、スマホで見たときに読みやすいデザインも考慮しておくことが大切です。
なぜなら、MFI(Mobile First Index)によってモバイル版のページを優先的にクロール・インデックスされるサイトが増えたためです。
□SEO記事を書く6ステップ
SEOについて理解できたところで、SEO対策をした記事を作成する手順を解説していきます。
1.検索キーワードの選定を行う
まず、上位表示したい検索キーワードを決めます。
たとえば大阪のラーメンに関する記事を書く場合、「大阪 ラーメン」というキーワードにできるでしょう。
キーワードを選定するときは、ラッコキーワードといった選定ツールを用いることをおすすめします。
サジェストを見ることで、どのようなキーワードにすれば良いか分かると思います。
2.検索意図を整理してテーマを決定
キーワードの検索意図を考えていきます。
たとえば「大阪 ラーメン」というキーワードからは、「大阪で食べるべきラーメン屋が知りたい」という検索意図が想定されます。
検索意図を明確にすることで、的外れな記事を書いてしまうリスクを低減できます。
検索意図が考えられたら、それに沿ったテーマを設定します。
3.構成を考える
続いて記事の骨格である「構成」を考えます。
具体的には記事の見出しレベルまでで決めていきます。
先ほどのラーメン屋の例で考えると、以下のようになるでしょうか。
大阪でラーメンを食べるなら?大阪旅行をしている方は必見!
・
大阪はラーメン激戦区!
・
大阪伝統の老舗ラーメン
・
新進気鋭!モダンなラーメン
・
まとめ
おそらくh3タグは個々のラーメン屋の店名になるでしょう。
可能であればh3タグの内容もある程度決めておきたいところです。
4.情報収集をする
構成に合うように情報を集めていきます。
注意したいのが、誤った情報を盛り込んでしまわないようにすることです。
そのためには信頼できる情報元を参照するのが良いでしょう。
個人ブログやアフィリエイトサイト、競合サイトからの情報収集は控え、官公庁のデータや公式サイトのデータ、専門家の書籍を参考にしてください。
5.本文を執筆する
いよいよ執筆です。
大切なのは読みやすさです。
読んでいて頭にすっと入ってくる文章を心がけましょう。
6.校正する
作成した記事の誤りを正す校正を行います。
主なチェックポイントは以下の通りです。
・誤字脱字
・言葉の誤用
・意味の分からない言い回し
・情報の誤り
・コピペチェック
□SEO記事を書くときのコツ
ライティングを通して意識したい5つのポイントを解説します。
1.ユーザーファースト
Googleも最も重視していると公言しているのがユーザーファーストです。
ところでユーザーとは何でしょうか。
ここでは記事のターゲットとなる人物と考えておくと良いでしょう。
SEO対策は検索エンジンに対する最適化ですが、実際に記事を読むのはユーザーです。
ユーザーファーストで記事を書くことで、結果としてSEO対策にもつながります。
2.わかりやすい見出し構成をする
見出しはSEOライティングにおいて重要なポイントです。
理想は、見出しだけでそれぞれの章の内容が理解できる状態です。
盛り込み過ぎず、シンプルにすることを心がけてください。
3.独自性
独自性はクローラーに対しても、ユーザーに対しても重要なポイントです。
競合と差別化できているかについては逐次チェックする必要があります。
また、記事の独自性はテキストだけに依存しません。
画像や構成で独自性を出せるように心がけましょう。
4.専門性
専門性はコンテンツの独自性につながりますし、信ぴょう性を担保するためにも需要な観点です。
可能であれば専門性を示せると良いでしょう。
5.共起語
共起語とは、検索キーワードと一緒に出現しやすい語句です。
サジェストで出てくる単語と言えば分かりやすいでしょうか。
共起語からはユーザーの細かいニーズを読み取れるため、参考にすると良いでしょう。
□SEO記事のNGとは?
最後にNG事項について確認していきます。
1.タイトルと記事の内容を一致させる
タイトルと記事の内容が一致していないと、ユーザーのニーズに合ったコンテンツの作成が難しくなります。
最初にタイトルを決めると方向性が定まりますが、内容と合わないものとなる可能性もあるため必ず最後にチェックしましょう。
2.ユーザーのニーズに沿っていないページ
ユーザーの求める情報のないページももちろんNGです。
ニーズについては必ず考えるようにしましょう。
3.情報の古いページ
情報が古いと信頼性の低下やGoogleからの低評価につながります。
こまめに記事をアップデートし、新鮮な情報のページを作成しましょう。
4.ページの読み込みに時間がかかるページ
ページの読み込み速度はSEOで評価されません。
読み込みに時間がかかる場合は原因を特定して適切な対策をとる必要があるでしょう。
□まとめ
SEO対策をしっかりとした記事を書くことで、あなたの伝えたい情報をユーザーに伝えられるようになります。
そのための第一歩として、今回の記事では「SEOとはなにか」というところから「SEO記事の書き方」まで基本的なポイントを解説しました。
今回の記事が皆さまのSEO対策の参考になれば幸いです。
とはいえ、ポイントを知っていれば記事を書けるわけではありません。
時間も必要でしょう。
そのような中でもSEO対策を行うためにおすすめなのが、専門家に依頼することです。
当社ではブログ更新代行サービスを提供しているので、興味のある方はお気軽にご相談ください。