Webサイトの閲覧数が増えないのは、そのサイトがインデックスされていないからかもしれません。
ユーザーにgoogleで検索されてない原因を知り、インデックスされるように、対策をしましょう。
今回は、検索エンジンの仕組みを解説し、インデックスされない原因と対策をご紹介します。
インデックスされているかを確認する方法も解説するので、まずは、あなたのサイトがインデックスされているか確かめてみましょう。
インデックスされれば、閲覧数も増やせます。
Contents
- □検索エンジンの「インデックスされる」とは?
- □インデックスの状況を確認する方法
- □googleにインデックスされない原因と対策
- 1.googleガイドライン違反によるペナルティを受けていること
- 2.robots.txtの設定で、クロール拒否を意味する「disallow」を記述していること
- 3.meta robotsタグの記述で、noindexを指定していること
- 4.canonicalタグの記述でURL正規化の指定が間違っていること
- 5.貧弱なリンク構造によってクローラーが巡回しづらくなっていること
- 6.ペナルティを受けている中古ドメインでサイト運用していること
- 7..htaccessファイルにX-Robots-Tagを記述して、インデックス登録しないように設定していること
- 8.500エラーでサイトが閲覧できないこと
- 9.Webサイトの質が低いこと
- □インデックス登録されるために行うべきこと
- □まとめ
□検索エンジンの「インデックスされる」とは?
検索エンジンは、Webサイトのページをクロールし、インデックスすることで、ユーザーに最適なページを表示しています。
ここでいうクロールとは、Webクローラーを使用し、世界中のWebページを巡る操作のことです。
Webクローラーは、巡ったWebページのリンク先やWebアドレスから別のサイトを探すことで、多くの情報を集めます。
そして同じWebページに何度もたどりつくWebサイトは、正確で最新の情報を持っていると判断され、上位に表示されやすくなるのです。
またインデックスとは、Webクローラーが多くのWebページを巡って集めた情報を管理するために、Webサイトの情報を登録することです。
登録された情報は、googleで検索する時にデータとして用いられ、キーワードとマッチした情報が検索結果として表示されます。
つまり、「インデックスされる」とは、検索結果画面で、広告枠でない部分に表示されることなのです。
□インデックスの状況を確認する方法
googleでインデックスされているかを確認する方法は2つあります。
1.googleで検索する
Webサイト全体がインデックスされているかを確認したい場合は、「site:調べたいドメイン名」と入力し、検索します。
また、URL単体を確認したい場合は、「site:調べたいURL」と入力し、検索します。
検索して、検索結果にWebページが表示されなかった場合は、googleでインデックスされていません。
この方法を用いる時は、セーフサーチを無効にしておきましょう。
2.googleサーチコンソールでURL検査をする
googleサーチコンソールとは、googleが提供するWebサイトのパフォーマンスの解析ツールです。
確認したいURLをURL検査枠に入力するとインデックスの状況やなぜインデックスされないかが表示されます。
googleで「site:」を用いて検索するよりも、インデックスに関する情報量が多いです。
□googleにインデックスされない原因と対策
googleにインデックスされない原因は、9つ考えられます。
1.googleガイドライン違反によるペナルティを受けていること
誘導ページがあったり、オリジナルコンテンツがまったくなかったり、不正なリダイレクトが確認されたりしたWebサイトを作るとペナルティを受け、サイトの評価が落ちます。
ペナルティを受け、インデックスされなくなっても、ペナルティを解除することで、インデックスされることが可能です。
googleガイドラインを守ったサイトに改善し、サーチコンソールで再審査リクエストを送ると、ペナルティが解除できます。
2.robots.txtの設定で、クロール拒否を意味する「disallow」を記述していること
クロールが拒否されていれば、インデックスはされません。
robots.txtで「disallow」を記述している場合は、その部分を消し、robots.txt再認識させましょう。
3.meta robotsタグの記述で、noindexを指定していること
noindexに該当するWebページは、インデックスされません。
Webページからnoindexが記述されたmeta robotsタグを消すことで、そのWebページがインデックスされます。
4.canonicalタグの記述でURL正規化の指定が間違っていること
URL正規化とは、1番注目してほしいWebページのURLをcanonicalタグに記述し、リンクが貼られており、記載されている内容が同じWebページのURLを1つのURLに統一することです。
URL正規化をすることで、リンク付けされているWebページURLの分散を防げます。
しかし、canonicalタグを1番注目して欲しいWebページ以外のものを間違えて記述してしまうと、その間違えたURLを基にクロールが行われ、インデックスされてしまいます。
間違ったURLをcanonicalタグに記述をした場合は、修正し、正しいファイルをfetch as google機能を使い、インデックスされるようにしましょう。
5.貧弱なリンク構造によってクローラーが巡回しづらくなっていること
クローラーが多くのWebページを巡るようにするには、リンクを充実させなければなりません。
また、新規ドメインの場合は、ページ数が少なく、リンク構造が不十分です。
そのため、TOPページからリンクを引っ張ったり、被リンク先を確保したりして、クルーラーが巡回しやすいようにすることが必要です。
6.ペナルティを受けている中古ドメインでサイト運用していること
中古ドメインは新規ドメインよりも、SEO効果が高いです。
しかし、ペナルティを受け、解除していない中古ドメインは、インデックスされません。
そのため、中古ドメインを買う前には、そのドメインがペナルティを受けた過去がないか確認しましょう。
7..htaccessファイルにX-Robots-Tagを記述して、インデックス登録しないように設定していること
PDFファイルは、meta robotsタグでnoindexを指定できません。
代わりに、X-Robots-Tagでnoindexを.htaccessファイルに記述している場合があります。
すると、そのファイルは、googleでインデックスされません。
記述している場合は、その部分を削除すれば、インデックスされるようになるでしょう。
8.500エラーでサイトが閲覧できないこと
ファイルサイズが多くなると、容量オーバーで、500エラーが発生し、サイトが閲覧できません。
閲覧できない状態が続くと、クロールができないため、インデックスされなくなるのです。
長期的なメンテナンスによる500エラーは、503エラーを返すことで、サイトが閲覧できないのは、意図的であることを明示できます。
503エラーを返さず、500エラーが長期間続く状態にしてしまうと、googleからの評価が落ちてしまい、インデックスされません。
9.Webサイトの質が低いこと
Webサイトの質が低ければ、クロールされる回数も減るため、googleにインデックスされません。
クロールされるには、新しい情報を追加したり、有益な情報を掲載し、サイトの質を高めたりすることが大切です。
当社は、ユーザーがどんな情報を探しているのかを分析し、記事の目的を明確にし、そのWebサイトの情報をユーザー別に限定化しています。
ユーザーの検索意図を理解した記事を作成することで、流入増加を実現しているのです。
□インデックス登録されるために行うべきこと
インデックス登録されるためには、3つのことを行いましょう。
*XMLサイトマップをアップロードする
googleサーチコンソールを使用し、XMLサイトマップをアップロードすると、Webサイト内のページ情報をgoogleに伝えられます。
*インデックス登録のリクエストを送る
インデックス登録のリクエストは、googleサーチコンソールを使います。
「URL内のすべてのURLを検査」のところに、登録したいURLを入力し、「インデックス登録をリクエスト」を押しましょう。
*クローラビリティの向上
クローラビリティとは、クロールのしやすさのことです。
内部リンクを最適なものにしたり、サイトマップをつくったりするなど、Webページのリンク先に飛びやすくすると、クローラビリティが向上します。
□まとめ
googleでインデックスされない原因は、クロールを拒否する設定になっていることや記事質が悪く、クロールされていないことが考えられます。
その対策として、設定の変更や古い情報を新しいものに変えること、リンク先に飛びやすくすることが考えられます。
また新しくページやサイトを作った場合は、早期にインデックスされるようにインデックス登録のリクエストを送ることもおすすめです。
インデックスされるサイトをつくり、閲覧数を増やしましょう。