Webサイト制作初心者の方向けに、HTML5のbrタグについて解説します。
brタグは、文章を改行するために用いるタグで、改行タグとも呼ばれます。
HTMLで記述された文章は、テキストエディタで改行しても、プレビューでは改行されないため、brタグが必須となります。
brタグの使い方を理解することで、Webサイト制作の際に文章を適切に改行できるようになります。
Contents
HTML5におけるbrタグとは?
brタグは、HTML5で文章を改行するために用いるタグです。
「br」は英単語の「Break」の略称で、「改行タグ」とも呼ばれます。
HTMLで記述された文章は、テキストエディタで改行しても、実際のプレビューでは改行されません。
そのため、文章を明示的に改行するために、brタグが必要となるのです。
1:brタグの役割
brタグは、HTML文書内で改行を行うためのタグです。
brタグは、単独で記述する「void要素」と呼ばれるタグの1つです。
そのため、開始タグと終了タグの記述は必要ありません。
2:brタグの記述例
<p>株式会社サンプル<br>
電話番号:012-345-6789<br>
営業時間:9:00~20:00<br>
</p>
上記の例では、brタグによって「株式会社サンプル」「電話番号」「営業時間」のそれぞれが改行され、見やすく表示されます。
brタグを使用する際の注意点
brタグは、改行タグであるため、多用するとソースコードが見づらくなり、ページの重くなる原因にもなります。
余白を作る際はCSSを使用し、段落を区切る場合はpタグを用いるのが一般的です。
brタグとpタグの違いを理解することで、より適切なコード記述が可能になります。
1:brタグの多用は避けるべき
brタグは、あくまで改行を行うためのタグです。
余白を空けたり、段落を区切ったりするためにbrタグを多用すると、ソースコードが見づらくなり、ページの重くなる原因にもなります。
2:CSSによる余白の調整
デザイン的に余白を作りたい場合は、CSSを用いて調節しましょう。
CSSを使用することで、brタグを多用することなく、見栄えのよいレイアウトを実現できます。
3:pタグによる段落の区切り
段落を区切りたい場合は、pタグを用いることをおすすめします。
pタグは、文章の全体を段落で区切るためのタグです。
pタグで囲われた部分は、ブラウザにおいて段落としてみなされ、CSSで指定することで余白も作れます。
4:brタグとpタグの使い分け
brタグは改行のみを行うタグであり、pタグは段落全体を区切るタグです。
両者を使い分け、読みやすく、見直した際にわかりやすく編集が容易になるコードを記述するよう心がけましょう。
まとめ
brタグは、HTML5で文章を改行するために用いるタグです。
brタグは改行タグであり、多用するとソースコードが見づらくなるため、余白を作る際はCSSを使用し、段落を区切る際はpタグを用いるのが一般的です。
brタグとpタグの違いを理解することで、より適切なコード記述が可能になります。
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