Webサイト分析に必須!セッションの仕組みと活用方法 | Reach@(リーチアット)

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2025.4.19

Webサイト分析に必須!セッションの仕組みと活用方法

Webサイトのアクセス状況を分析する際に、必ずと言っていいほど耳にする「セッション」。
一体、セッションとは何なのでしょうか。
何となく理解しているつもりでも、実は曖昧なまま…という方もいるのではないでしょうか。
今回は、webセッションの定義から、Googleアナリティクスでの確認方法、そしてセッション数を増やすための施策まで、分かりやすくご紹介します。

Webセッションとは何かを徹底解説

セッションの定義と意味

webセッションとは、ユーザーがウェブサイトにアクセスしてから離脱するまでの一連の行動を指します。
アクセス解析において重要な指標の一つで、ウェブサイトへの訪問数を示す際に用いられます。
同じユーザーが複数回アクセスしても、一度通信が途切れると新しいセッションとしてカウントされます。
閲覧ページ数に関わらず、一連の行動が1セッションとして扱われます。

セッションがカウントされる仕組み

ユーザーがウェブサイトにアクセスすると、サーバーは「セッションID」と呼ばれる固有の識別子を発行します。
このIDは、ユーザーのブラウザのCookieに保存され、ユーザーの行動をトラッキングするために使用されます。
ユーザーがウェブサイトを離脱するか、一定時間(通常は30分)経過すると、セッションIDは無効となり、新しいセッションが開始されます。

セッションと似た用語との違い

・PV(ページビュー)
ウェブサイトのページが閲覧された回数。
ユーザーが同じページを複数回閲覧した場合、PV数は増加します。
セッションとは異なり、一連の行動ではなく、ページ単位でカウントされます。

・UU(ユニークユーザー)
一定期間内にウェブサイトにアクセスしたユーザーの数。
同じユーザーが複数回アクセスしても、UU数は増えません。
セッションとは異なり、ユーザー単位でカウントされます。

・IMP(インプレッション)
広告が表示された回数。
広告が表示された回数だけカウントされ、ユーザーがクリックしたかどうかは関係ありません。

Googleアナリティクスでセッションを確認する方法

Googleアナリティクス(GA4)では、レポート>集客>トラフィック獲得から、サイト全体のセッション数を確認できます。
さらに、ランディングページ別や日別でのセッション数の確認も可能です。
具体的な手順は以下のとおりです。

・サイト全体のセッション数を確認する手順

1.GA4のダッシュボードを開きます。

2.「レポート」を選択します。

3.「集客」>「トラフィック獲得」を選択します。

4.セッション数が表示されます。

・ランディングページ別のセッション数を確認する手順

1.GA4のダッシュボードを開きます。

2.「レポート」を選択します。

3.「エンゲージメント」>「ランディングページ」を選択します。

4.各ランディングページのセッション数が一覧表示されます。

・日別セッション数を確認する手順

1.GA4のダッシュボードを開きます。

2.「レポート」を選択します。

3.「ライフサイクル」>「集客」>「トラフィック獲得」を選択します。

4.右上の分析期間を変更するボタンをクリックし、日付を指定します。

5.セッション欄から当該日付のセッション数が確認できます。

セッション数を活用したWebサイト分析

セッションデータの分析方法

セッションデータは、ウェブサイトのアクセス状況を分析し、改善策を講じるために役立ちます。
例えば、セッション数が多いページはユーザーの関心が高いと考えられるため、コンテンツの質を高めたり、関連性の高いコンテンツへの導線を改善したりすることで、さらにセッション数を増やすことが期待できます。
逆に、セッション数が少ないページは、改善の余地がある可能性があります。

セッション数を増やすための施策

セッション数を増やすためには、ウェブサイトのコンテンツの質を高め、ユーザーにとって価値のある情報を提供することが重要です。
また、SEO対策やSNSマーケティングなど、様々な施策を組み合わせることで効果的にセッション数を増やすことができます。

・コンテンツの質向上
ユーザーのニーズに応える質の高いコンテンツを提供することで、ユーザーの滞在時間を延ばし、セッション数を増やすことができます。

・SEO対策
検索エンジンのランキング上位を目指すことで、ウェブサイトへの流入を増やし、セッション数を増やすことができます。

・SNSマーケティング
SNSを活用してウェブサイトへのトラフィックを増やし、セッション数を増やすことができます。

・広告掲載
リスティング広告やディスプレイ広告などを活用して、ウェブサイトへのトラフィックを増やし、セッション数を増やすことができます。

セッション分析によるWebサイト改善

セッションデータの分析を通じて、ウェブサイトの改善点を洗い出し、ユーザーエクスペリエンスの向上を目指しましょう。
例えば、離脱率が高いページを特定し、コンテンツの見直しや導線の改善を行うことで、ユーザーのエンゲージメントを高めることができます。

まとめ

この記事では、webセッションの定義、カウントされる仕組み、類似用語との違い、Googleアナリティクスでの確認方法、そしてセッション数を活用したウェブサイト分析と改善策について解説しました。
セッションデータの活用を効果的に行い、ウェブサイトの改善に役立ててください。
定期的な分析と改善を繰り返すことで、より多くのユーザーを獲得し、ウェブサイトの価値を高めることができるでしょう。
セッション数を増やすことは、SEO対策にもプラスに作用するため、継続的な取り組みが重要です。

当社は、様々な業種のコンテンツ企画・作成をしており、実績は多数ございます。
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この記事を書いた人

コンテンツ ディレクター

川崎 修コンテンツ ディレクター

立命館大学経営学部卒。 コンテンツ企画・運用を得意領域とし、主にコンテンツディレクションを担当している。企業メディアサイト立ち上げ、広告運用など幅広い経験をしている。Googleアナリティクス分析企業数は300社以上実施。コンテンツマーケティング導入企業の平均セッション数を150%UPするなど、多数の実績がある。
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