ーライターを始めた頃はどんな業務をされていましたか
最初の方は生産性意識でしたね。目標ポイントに追われていくって感じで。
でも次第に量より質だと思うようになりました。
普通アナリストの方が作ってくれる企画書に沿って書くんですけど、自分でそれからさらに一歩踏み込んだ形で「クライアント企業のお客さんが何が欲しいのか」を考えるようになりました。
皆さんも経験したことがあると思うんですけど自分が調べて得たい情報と似た情報はたくさんあるけどなかなか欲しい情報が出てこない、自分が読みたい、解決したい問題はこれじゃないっていう。
これってお客さんも同じだと思うんです。だから私はこのギャップを埋めることを意識して記事を書いています。
ー現在の役職について教えて下さい
今はライター兼マーケティングチームのリーダーとクリエイティブチームでデザインを学んでいます。
マーケティングリーダーではチームのメンバーと毎週面談してその人の目標に近づくためにはどういった計画が必要か、何ポイント取ればいいかを一緒に決めています。
ーリーダーをやっていて難しいと感じたことはありますか
まだ初めて1ヶ月くらいなんですけどメンバーみんなそれぞれ目標も違うし、生産性も違うし、用事があったり忙しかったりとなかなか目標通りにいかないこともあって、でもこっちはリーダーとしてみんなのモチベーションを上げつつしっかり目標ポイントを取らないといけない。
メンバーにこれくらい書いて下さいって提示してもうまくいかないと生産性も質も落ちてしまうのでどうやってモチベーションをキープさせるか、がすごく難しいですね。
リーダーという肩がきなのでやっぱりプレッシャーも大きいです。
でもその分全体を見ることができるようになってきていると感じています。
ー現在の部署で印象に残っていることはなんですか
今までわからないことは聞く側だったのが聞かれる側になったことです。
それでもうまく答えられなかった時とかもあるので、そういう時は落ち込みますね。
ーコンテンツマーケティングをしたことない人へ何かメッセージはありますか
お客さんが企業さんのサイトへって純粋に企業名で入るより、キーワードを検索してその記事から入ることがほとんどなんですよ。
記事を通してお客さんに使ってみたい、もっとよく知りたい、と思わせるのがコンテンツマーケティングの1つなので、集客数を考えるなら欠かせないものだと思います。
マーケティングチーム(立命館大学)
河野 美里
大学3回生の夏ごろ未来電子のインターンに参加。マーケティングチームに入ってライター業務をしながら今はチームリーダーも兼任。デザインも勉強中。