こんにちは!
未来電子テクノロジーコンテンツディレクターの川崎です。
コンテンツマーケティングにおいて「ユーザーの意図」を満たしているのかどうかという基準でコンテンツが評価されています。
検索エンジンの立場から考えると、ユーザーに長く使ってもらうためには、使用するユーザーにとって有益なツールでなくてはなりません。
検索エンジンは調べるためのツールであるので、「知りたい情報がすぐに知れる」ということが一番の価値になります。
この「知りたい情報がすぐに知れる」価値を提供するためには「ユーザーがどういう情報を知りたいと思っているのか」を推測し、それを解決できる情報を提供する仕組みが必要です。
このような仕組みを作るためにGoogleは日々アップデートを行うことによって改善しています。
企業のブログ更新は、このGoogleの考えに基づき更新することによってユーザーに有益な情報を届けることが可能になります。
そこで今回はキーワード毎に検索エンジンが考えている意図、ユーザーの意図を満たすためのブログ更新のポイントを紹介します。
キーワードはロングテールで考える
記事に盛り込むキーワードを考えるとき、多くの場合ビッグキーワードを思い浮かべがちです。
ビッグキーワードで上位表示できれば大きなアクセスの拡大が見込めますが、そのキーワードに対して複数の意図が含まれているため、検索しているユーザーの意図を満たすことが難しい特徴があります。
例:「山口 注文住宅」の場合
①山口県or山口市で注文住宅を建ててくれるの地元工務店を探している。
②山口県or山口市で注文住宅を建てた方の具体的な事例を探している。
少なくても①、②の意図が含まれています。
このように複数の意図が含まれているのではなく、できるだけその意図を特定することが必要です。
そのために使える無料のツールとして「関連キーワード取得ツール」というものがあります。
関連キーワード取得ツール:http://www.related-keywords.com/
これは検索される際のキーワードの組み合わせを調べることができます。
例えば、「注文住宅」と調べると「注文住宅 分譲住宅 違い」などが出てきます。
このように複数のキーワードが組み合わせされているとユーザーの意図が絞り込めます。
検索エンジンもユーザーの意図を明確にキャッチしてそれを満たす情報を表示させたいという考えがあるので、ロングテールキーワードで狙うことで上位表示の可能性が上がります。
検索エンジンが上位表示させているコンテンツを確認する
ユーザーに直接情報を伝えているのは検索エンジンです。
検索結果を決めているのも検索エンジンです。
つまり、ユーザーに情報を伝えるためには検索エンジンの考えとリンクさせなければいけません。
先ほどの関連キーワード取得ツールを参考にしたキーワードに一手間加えてください。
それは、検索結果のチェックです。
関連キーワード取得ツールを参考に選定したキーワードで一度検索エンジンで検索してみてください。
そこで表示されるコンテンツのタイトル、コンテンツの本文で使用されているキーワードを確認してみましょう。
下記の画像が実際に「注文住宅 分譲住宅 違い」の検索結果です。
上位表示されている記事のタイトルには「注文住宅 分譲住宅 違い」の他に「メリット」「デメリット」があります。
2位のものには「特徴」というキーワードもあります。
これは「注文住宅 分譲住宅 違い」というキーワードでGoogleが考えるユーザー意図を満たすコンテンツです。
つまりGoogleはユーザーが「注文住宅 分譲住宅 違い」のキーワードで「分譲住宅のメリット・デメリット」の内容を知りたいと考えていると言い換えられます。
そのため、執筆していく内容としては「注文住宅 分譲住宅 違い」のキーワードで注文住宅、分譲住宅のそれぞれのメリット・デメリットを書いていくと評価されやすくなります。
このように実際に今検索エンジンはキーワード毎にどのようなコンテンツを評価しているのかを検索結果から読み取ることが必要です。
仮説検証を繰り返し、検索エンジンとユーザーの意図をキャッチする
今回紹介したように「検索エンジンの考えに基づくこと=ユーザーの意図を満たすこと」に近い状態です。
検索エンジンのAIもまだ完璧ではないと言われているので、アップデートによって完璧に近く取り組みがされています。
コンテンツを更新する私たちもこのアップデートによって改善されていく仕組みに則ってユーザーにとって有益な情報を発信していかなければなりません。
このようなコンテンツに関するお悩みのご相談も承っています。
より良いコンテンツを発信できるよう改善を繰り返していきましょう。