重複コンテンツというものをご存知でしょうか?
記事を書いてもなかなか検索順位が上がらないこと、ありますよね?その理由の一つとして重複コンテンツが上げられます。
今回は、記事を書く際に重複コンテンツに対してどのような対策をするべきなのかを紹介したいと思います。
重複コンテンツによる影響
重複コンテンツとは、ページは違うもののタイトルやコンテンツがサイト内外問わず同じものを指します。誰でもアクセスできるWeb上においては、同じ内容では評価が得られず、結果的にSEOが上がらない要因になってしまいます。
SEOとは、検索エンジンに対して最適なものかどうかを指し示す言葉です。SEOを向上させるためには、ユーザーに価値のあるコンテンツを提供し、検索エンジンに正しく理解できるページ構成にする必要があります。ゆえに、サイトを設計する際には検索するユーザーのニーズやサイトを閲覧する目的を明確にし、ページの遷移を行いやすい構成にする必要があります。しかしながら、サイト内に重複したページがあるとユーザーにとっては不要な情報が増えたと検索エンジンは認識し、サイトの質が下がったと評価し、SEOが上がらなくなってしまうのです。
1.同時に検索結果に出ない
検索エンジンでは、同じ内容のページは2つ以上同時に検索結果に出ないようになっています。同じサイト内で重複した内容のページがあるとアクセスが分散してしまい、結果的にSEOが向上しなくなってしまいます。
2.被リンク評価の低下
自サイト内で発生する重複コンテンツによる影響の一つが、被リンク評価の分散です。検索エンジンはリンク一つ一つを評価しており、内容が同じページがあると被リンクが分散し、リンクの評価が下がり結果的にSEOが向上しなくなってしまいます。例えば、リンクが4つあるサイトがありこのリンクの内容がすべて同じだとします。この場合、リンクの評価はそれぞれのリンクに対して50,30,15,5という様にリンクの評価が別れてしまいます。しかしながら、4つとも内容が全て違うリンクであればそれぞれ100,100,100,100という評価が付くのです。同じ内容のリンクがあると元々100で評価されていたページの評価が分散され100という評価を得ることができなくなってしまいます。ページの価値が下がればそのページは検索エンジンに上がりづらくなってしまうのです。
記事を書く際の対策方法
サイト内の記事が増えてくると重複コンテンツとなる確率が高くなってきます。記事を書く際の対策方法として、今回は無料で使用できるチェックツールを3つ紹介いたします。
・こぴらん
こぴらんでは、フォームに文章をコピーして検証を行います。
最大文字数:4000文字
長いページでも対応
・剽窃チェッカー
剽窃チェッカーも同様に、フォームに文章をコピーして検証を行います。
最大文字数:2000文字
対応文字:言語が豊富・中国語・ロシア語など
・Sujico(スジコ)
Sujico(スジコ)は、対象サイトのURLを検索し検証を行います。
HTML類似度やcanonical属性の有無表示
まとめ
今回は、重複コンテンツと記事作成時の対策法について紹介しました。
重複コンテンツを放置してしまうとサイトの質は低下してしまいます。