市場もターゲットも徹底的に決めてくださり、成果も出ています。 | Reach@(リーチアット)

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市場もターゲットも徹底的に決めてくださり、成果も出ています。

株式会社ISAMI

代表取締役社長 勇 翔太

―会社を始めようと思った最初のきっかけを教えてください。

少し長くなるんですが、自分が小さい時、父親と母親が離婚しました。
それで孤児院にいたり、父子家庭で育てられたり、その後に再婚して…っていう、ちょっと普通の家庭とは違う幼少期でした。そういう家庭がごちゃごちゃしたのが結構多くて、昔すごく貧乏だったんですね。

そして高校卒業する前、今の妻と子供が出来ました。その時、このまま働いても同じような人生を歩みそうな気がしました。それなら自分で何かしよう、と思って19歳の時に起業したのがきっかけです。

家族のために稼ごうと思いました。「お金がすべてじゃない」みたいな綺麗事をよくみんな言いますけど、僕はそうじゃなくて、お金があれば「人生の選択肢が増える」って思っていて。

なので家族のため、というのが一番の根本にあって、今なら社員たちもいるので、社員の幸せだったり、社員の家族の幸せまで考えられる会社になっていきたいと思っています。

 

―企業当時から今の事業をされていたんですか?

そうですね、19歳からしています。最初は片付けだけをやっていました。買取の事業が24歳ぐらいの時にスタートして、25歳で引っ越しの事業をはじめました。

 

―「片付け」というところに着目されたのはどうしてですか?

高校2年生の時に一度、転校で夜間の高校に行きだしたんですよ。夜間の学校に通っている時、昼間に働いていたところがたまたま、今やっているリサイクルみたいな仕事だったんです。
そこで1週間ぐらい勤めた時に、思ったんですよ「この仕事、自分でできるな」と。

高校の時にやり始めてみて、完全に起業して仕事にしだしたのは19歳。子供が出来て、結婚するというタイミングの、20歳前にスタートしました。

 

―働いた経験があったとはいえ、起業は大変だったのではないですか?

失敗もいっぱいしました。アルバイトで務めた事しかなかったので、ちゃんと「社員で務める」という感覚がなくって。多分今もないんですけど(笑)

どうしていいか分からない事もたくさんあります。
今は顧問の社労士さんや税理士さんに聞きながらやっています。

 

―起業された当時、集客のノウハウはなかったですよね?

そうですね、でもイメージは全然できました。
もともと人としゃべるのが好きなので、自分が頑張ったら仕事はとれる、と思っていました。

今もそういうスタンスは変わってませんね。

 

―集客はアナログな手法でされていたんですか?

アナログです。今もたまに見ますけど、軽トラックからスピーカーで「こちらは不良品回収」って流す。あれのはしりをやってました。
高校生で始めたんですが。毎月最低でも70万円ぐらいは稼げてたんですよ。

 

―すごいですね。

「自分でできるやん」「簡単やなー」ってなるじゃないですか。
軽トラックを買って、自分でスピーカーをつけて、自分で録音した声を流して回っているだけで、お金がジャンジャン入ってくる状態でした。

 

―ひとりでも充分稼いでおられたのに、起業されて、社員さんを増やしていった転機はなんだったんでしょうか?

5年ぐらい前から社員は雇っていたんですが、法人になったのは今年です。一番の人生の転機はそこですね。すべて、もうガラッと変わりました。
19歳ではじめて26歳までの間に、儲かったり失敗もしてるんですが、今まで僕は「人脈で仕事をもらう」という事をしていませんでした。

自分で飛び込みをしていて「得意先とか必要ない」と強く思っていて。

そうしたら「それじゃあ、あかんよね」「人と関わることが大事」と、自分が尊敬している起業した先輩から言われました。
そこから、人と関わりだして、経営の仕方とか考え方とかいうのがこの2年で変わっていきました。それが今ちょっとずつ、結果に繋がってきてるように思います。

自分一人でやって、手伝ってくれる人たちが何人かいて、「そこそこ食べられたらいいわ」みたいな感覚だったんですが、限界があるという事も自分で感じていたんですよね。
でもはっきりと気づくのが遅かったです。普通に大学を卒業して、ちゃんとした企業で働いて学んでいる人たちは当たり前のように気づくんだろうけど、僕は時間がかかっちゃいましたね。

 

この二年ですごく人生変わりました。
いろんな人と関わることによって、成長できてるかなって思っています。結局人ですよね。

2年前に知り合った西さん(※)も、もちろん影響を受けたひとりです。

※西光弘…未来電子テクノロジー Webマーケティング責任者

もともと、人にぺこぺこして仕事するっていうのが好きじゃなかったんです。
いいサービスを提供しようとしているなら、ぺこぺこする必要は無いと思っていました。今もそのスタンスは変わらないですけど。

 

―お互いがいい状態になっていたら、どちらかが下に行くっておかしいですもんね。

常に対等ですよね。得意先、元請け、下請け業者でも、僕は常にWin-Winの立場だと思ってるので。

 

―未来電子のサービスを始める前はWEBでどんな事をされていましたか?

僕が車で回りながらやっている時、スピーカーがついてないのに僕みたいに冷蔵庫とか洗濯機とかを回収している業者があったんです。その人に普通に声をかけて「どうやって集客しているんですか?」と聞きました。
その人が「うちはホームページで集客してる」と教えてくれて、「ホームページって集客が出来るのか」と。

自分の友人、百何人かに、ホームページを作れる人がいないか電話しました。

その中でたまたま一人いて、お願いすることにしました。当時はSEOが凄く簡単な時代だったんで、1〜10位ぐらいまでがうちのサイトが網羅している時期もありました。

 

―では、西に初めて会った時はすでに、SEOをされてたんですね。何がきっかけで未来電子に依頼して頂く事になったんですか?

初めて紹介いただいたときは、話を聞いただけだったんですよ。
自分で実際にやっていて、今SEOが難しいのも知っているので、そのときはまだ共感ができなかったんですよね。

その時お会いしてから、お願いすることになったのは1年後でした。
1年後、2回目に会った時ですね。

 

―どんな変化があったんですか?

そのきっかけは黒田さん(※)なんですよ。

※黒田圭一…未来電子テクノロジー営業統括責任者

朝活っていうコミュニティに、僕の知り合いの紹介で黒田さんが来られてたんです。そこで席がたまたま隣で、年齢を聞いたら同い年。
もう、話していてめちゃめちゃ楽しくって。同い年の人で、これだけすごい人に会ったのは初めてでした。嘘なしに、褒めてるわけじゃなくて、「この人スゲー」って思ったんです。

その後、ごはんに誘っていただいて、同い年の色んな人と繋がって、「この人たちの意識ってすごい高いな」と思いました。僕が持ってる固定概念や、抱えていた小さいプライドとか、「ちっちゃい世界で生きてる」と感じさせられました。

なので1番は黒田さんですね。ちょっとふざける所もあって、でも奥さんや家族を大事にしている。同い年の黒田君がここで一生懸命やっているんだ、こういう子がいてる会社だったら…という気持ちがありました。

 

―その時、西と同じ会社というのはご存じだったんですか。

未来電子さんの名前は覚えていたので、名刺を見たときに「ご紹介いただいて一度会社に伺ってるんです」っていう話はしました。
そのまま黒田君と意気投合して、「未来電子さんに頼もう」と思い、西さんにもう一度繋いでもらいました。

 

―SEOが難しいという印象があったという事ですが、それでもやってみようと思われたのはなぜですか。

黒田君への信用がまずありました。
そして、ホームページを作るにいたって、西さんとお話をして決断しました。
僕は一緒に作っていきたいと思っている人なんで、会社に来て、どういうターゲットを狙っていくかなど、しっかり話をして頂いたのが大きかったですね。

市場調査、ちゃんと僕のやっている事をしっかり調べてきてくれた上で提案してくれる。どうしたらいいのか聞いた時には、いつも早いお返事をいただけるので、自分の会社にすぐ取り込む事が出来ています。

 

―申し込む前の印象と実際サービスが始まってからで、違うと感じた事はありますか?

いや何もないですね。よくやってくれてる、としか思っていないです。黒田君には色んな人につなげてもらっていますし、西さんは僕が思っていることを全部やってくれるんで、天才やなって思ってます(笑)

サイトからの結果も出ていますし、未来電子さんがいなかったら、今のうちの会社はないんじゃないかというぐらい助かってます。

 

―これから未来電子に、期待することはありますか?

期待することは一つだけですね。うちの会社がこの業界No.1になるには、未来電子さんなくして絶対なれないと思っていて、そのサポートを一生懸命していただけたらうれしいなということだけです。

 

―ありがとうございます。これからのビジョンがあれば教えてください。

まずは、今フランチャイズ展開を全国展開で考えています。そのためにはサイトも絶対必要ですし、各地域によってそれぞれ戦略が変わってくると思います。
僕としては2年以内にとりあえず20店舗、関西では10店舗を1年以内にオープンを目指しています。
現在すでに2店舗が決まっていて、来年の2月から動きだす予定です。残りあと8店舗作って、もう1年であと10店舗、そこから全国区にどんどん行きたいなと思っています。

 

―1人でやっていた時期からか考えると、かなり変化があったんじゃないですか?

そうですね。それは、人と出会うことによっていろんな勉強させてもらって、「ちっちゃかったなあ自分」って思った事が大きいです。

僕は「仕事も遊びも全力で」って思ってる人なので、同じような価値観の未来電子さんとなら、お世辞とかじゃなくて「出来そう」って思っています。

 

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