近年、アクセスを獲得することでビジネスの成長に繋げられることで注目されているSEO対策。
それと同時に、HPデザインもさまざまな技術がつぎ込まれて、とてもクオリティの高いものが多く見られるようになりました。
しかし、SEO対策のためにHPデザインに注力することは果たしてどのような効果があるのでしょうか。
今回は、HPデザインがSEO対策になり得る効果についてご紹介します。
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SEOとは
SEOはSearch Engine Optimizationの頭文字をとったもので、検索エンジンの最適化を意味する言葉です。
検索エンジンで検索した際に、上位に表示されるように工夫を凝らして、アクセスしてもらう機会を増やすことが目的です。
広告のように短期間で莫大な費用が発生せず、コスト削減できることもメリットのひとつです。
SEO対策とHPデザインの関係
SEOは、以下の4つに影響を与えられている可能性があります。
・直帰率:1ページ目のみを見てサイトから離脱してしまう行動
・滞在時間:ユーザーがサイトを閲覧している時間
・ページ表示速度:ページが表示されるまでの時間
・レスポンシブデザイン:PCにもスマートフォンにも対応して表示される仕組み
HPデザインによって、これらに対策を施すことで検索エンジンでより上位に表示されやすくなる可能性があります。
直帰率は、1ページ目のファーストインプレッションでいかにユーザーの心を掴めるかにかかっています。
キャッチコピーや画像・写真を用いることで、よりHP内の情報を深堀してみたいと思わせられるかが勝負です。
また、探したい情報が素早く見つけられるように、HPのレイアウトがきちんと整理されているかも大切なポイントです。
滞在時間も、同様にもっと見てみたいと思わせられるような効果的な仕掛けを施すことが大切です。
そして、ユーザーの心を掴めたにもかかわらず、情報の提供スピードが遅いと機会を逃しかねないため、ページ表示速度も重要なベクトルです。
レスポンシブデザインに関しては、近年はモバイル機器での検索が増加していることに影響しています。
レスポンシブデザインにせず、PCのみスマホのみに向けたHPを別々に運用していては、検索エンジン内での評価を分散してしまいます。
そのため、レスポンシブデザインがSEOへの直接的な効果ではありませんが、どの端末から閲覧してもきちんと表示されていて、尚且つ、その表示元が一緒であれば高い評価を一挙に獲得することができます。
新しいビジネス戦略のひとつでもあるSEO対策に、HPデザインは大きく寄与できます。
しかし、見た目だけで中身は空っぽでは元も子もないため綿密に設計されたコンテンツも必須です。
SEO対策のために、いま一度HPデザインを見直してみてはいかがでしょうか。