日々情報が溢れ、その中から自分で必要な情報を探し出さなくてはならない現代。
そんな今、ユーザーにより閲覧してもらえるようなHPデザインにするにはどのような工夫が必要なのでしょうか。
今回は、見やすいとされるHPデザインにみられる工夫について4つご紹介します。
過度な情報量になっていないか
人間は、一日のうちに何万回と「選択」をしながら生活をしています。
そのため、選択肢が多すぎると正しい判断がしづらくなってしまい、例えば、店員さんにおすすめを選んでもらい購買するという行動を取るようになります。
つまりHPでは、なるべく一つのページではおすすめしたいものを絞って、ユーザーがHPを離脱してしまう可能性を減らし購買に繋げましょう。
ユーザビリティを意識しているか
ユーザビリティとは、ターゲットとするユーザーが使いやすいかどうかという意味合いで使われます。
たとえば、奇抜すぎる配置はユーザーが見慣れない構成にしてしまうと、必要な情報を得るまでにページを離脱してしまう可能性が上がってしまいます。
そのため、自己満足ではなく、ユーザーにとって見やすくて使いやすいデザインかどうかを考えるようにしましょう。
また、視線の流れを意識するとよいデザインとなります。
対象の「左上」を起点として、Zの法則もしくはFの法則にのっとって、自然とユーザーの目が行きやすい情報の配置になるよう意識しましょう。
フォントに変化をつけて、読みやすい文字の構成になっているか
HPデザインは、コンテンツを効果的に伝えるという役割があります。
見出しやキャッチコピーを前面にアピールしていくのはもちろんですが、細かな工夫で他のHPとぐっと差をつけることができます。
例えば、括弧の使い方です。
文字を強調したいがためのフォントであるのに、括弧を同じ太さにしてしまうと、目立たなくなってしまうことがあります。
文字組みを意識している媒体を観察してみると、そういった細かな工夫に気づくことができると思います。
デバイスに応じた情報量になっているか
近年、主流となったレスポンシブデザインというPCにもスマートフォンにも対応した表示ができる手法があります。
しかし、デスクトップとスマートフォンでは、画面の大きさが大きく異なるため、適切な情報量を表示するように心がけることが大切です。
いかがでしたか、自分の行動を振り返ってよく閲覧するサイトでは頻繁に使われている工夫だと感じませんでしたか?
ちょっとした工夫で、ユーザーがより情報に触れてもらえる機会を提供することができるようになります。
HPをユーザー目線で俯瞰してみて、そのデザインについていま一度考えてみてはいかがでしょうか。