HPにおいて、極端に「HPはコンテンツだけが充実してさえいればいい」と思ってる方は少ないかとは思います。
しかし、コンテンツよりはある程度HPデザインを軽視している方は、少なからずいるにではないでしょうか。
果たして、コンテンツが充実しているだけでユーザーを獲得できるのかどうか、今回は、HPデザインとコンテンツの関係性についてご紹介していきます。
コンテンツの重要性
今回の「コンテンツ」とは「情報の中身」を表し、単なる文章もコンテンツのなかのひとつであるといえます。
そのコンテンツの重要性としては、HPにアクセスするユーザーはデザインを見たいがために訪問しているわけではないという点で考えればお分かりいただけると思います。
また、自社の「ターゲット」とする顧客に、「何を伝えたいのか」も、コンテンツが持つ重要な役割です。
加えて、コンテンツの質と量はSEO対策の集客力に直結します。
SEO(Search Engine Optimization)とは検索エンジンの最適化をすることを意味し、SEO対策をすることで検索された際に上位に表示されるようになり、閲覧してもらえる可能性が高まります。
検索エンジンの中の情報を読みとるコンピュータープログラム(クローラー)は、テキスト情報しか読み取ることができないため、おのずとコンテンツ量が評価され上位表記に繋がります。
また、質の高いコンテンツが揃っていればSNSで拡散され、一気に集客できる可能性もあります。
デザインの重要性
デザインは、ユーザーに視覚的な魅力を伝えることで、印象付ける役割があります。
たまたまたどり着いた閲覧ページであれば、コンテンツを事細かに覚えてる人は数少なく、色やレイアウトや写真で、どのようなページであったかを紐づけて記憶してもらうことで、再来訪の可能性を高めることができます。
関係性
同じ内容であれば、デザインが優れているほうが成果が出やすい、また、デザインが良くてコンテンツが不足しているサイトより、デザインが悪くてもコンテンツが十分なサイトのほうが成果が出やすいと言われています。
要するに、成果を大きく左右するのはコンテンツであるが、成果を最大限に得られる可能性があるのがデザインということができます。
コンテンツとデザインは、つまるところ共存の関係にあり、どちらも優れていなければHPとしての機能が最大限にはならないと言えます。
もちろん、どちらかだけを重視する場合もあり、すべてに適用できるというわけではありません。
しかし、コンテンツとデザインが優れていればより高い成果が得られやすくなるのは言うまでもありません。
いま一度、自分のHPデザイン・コンテンツを俯瞰してその充実度を考えてみてはいかがでしょうか。