「ホームページを作りたい!でも、専門的な用語ばかりでよくわからない、、。」
こんなお悩みをお持ちの方はいませんか?
今日は、ホームページをデザインする上で知っておきたい、デザインの基本的な考え方についてお伝えします。
デザインとは
デザインとは芸術的なセンスがいる、と思われがちですが、必ずしもそんなことはありません。
芸術では自分を表現することが必要であることと対象的に、デザインでは自分を極力出さないようにすることが重要です。
どういう意味かというと、デザインとは、今ある問題解決のための設計をし、それを形にしていく作業や思考、結果のことです。
その上で見た目も必要になってきますが、実はかっこよさやお洒落さ、などはその要因のひとつにすぎません。
問題解決のために
問題解決ができるデザインとは何だと思いますか?
・分かりやすく情報を伝えることができる
・機能性があり使いやすい
・一目で惹きつけられる見た目である
このように、様々な方向からアプローチできることがお分かりいただけるかと思います。
デザインする対象としては、具体的には
・レイアウト 要素の配置、空間をどのように使うか
・カラー 色の持つイメージをどのように利用するか
・文字 わかりやすく伝えるためにはどのようなフォント、文字組みがいいか
・ロゴ 商品や企業の概念を表すにはどのようなものが効果的か
・アイコン 情報を直感的に伝えるためのツール
・ユーザーインターフェース(UI) PCとユーザーが情報をやり取りする際の使いやすさ
など、沢山のものがあります。
サイトのデザインを作る場合、上記のように見た目の部分に加えて、UIのデザインも担います。
UIとUX
ここまで読んでこられて、見た目の部分は想像がつくけど、UIが実際にどのようにデザインされているかは分からないという方が多いのではないでしょうか。
分かりやすい例をあげると、パソコンは当初、技術者しか触れない複雑で難しいものでした。
それが今は誰でも触ることができるくらい使いやすいものになっています。
これは、UIが向上したおかげです。
最近ではスマホなど、感覚的に使えるものも増えてきました。
また、同じような言葉にUXという言葉があります。
この二つの言葉の違いは、UIはユーザーとサービスの「接点」を指すのに対し、UXはユーザーがサービスを通じて得られる「体験」について指します。
つまり、UIはUXを高めるためにある要素のひとつです。
全てはユーザーがどのように感じるかを基準として作られるからです。
まとめ
今日はホームページでサイトを作る上で知っておきたい考え方や用語などの知識をお伝えしました。
デザインは奥が深く、果てしない道のように思えますね。
そんな時は基本に立ち返って考えるといいと思います。