「ホームページを作りたい!でも、いいホームページとは?」
こんな疑問をお持ちの方はおられませんか。
実は、ホームページのデザインは、シンプルであればあるほど、いいデザインである可能性が高いです。
「でも、たくさん載せたい情報があるのにそれは無理だよ。」
という方のために、シンプルなホームページがおすすめな理由をお伝えしたいと思います。
シンプルなデザインがいい理由
「Less is More」
これは、デザイン業界で昔からずっと使われている表現です。
どういう意味かというと、デザインはシンプルな方が成果を得られる、ということ。
「シンプルなデザインなんて誰でも作れるだろう」
と考えるのは早いかもしれません。
足し算よりずっと難しいのが引き算です。
トップデザイナーのデザインのほとんどがシンプルで研ぎ澄まされたものあることも事実です。
これはwebデザインに限らず、全てのデザインに当てはまります。
なぜデザインはシンプルなものがいいのでしょうか。
シンプルなデザインのメリット
情報伝達がしやすい
無駄な情報が多いと、頭の中はより複雑な情報を処理しなければいけないため、肝心の情報がきちんと入ってきません。
また、脳科学によると、人間の記憶に残るのは表示要素の20%程度だと言われています。
UIの観点で見ても、無駄な選択肢が沢山あるのと、本当に購入してほしいものをひとつ表示するのでは後者のほうが購入率を上げるという実証が得られています。
コスト削減
デザイナーにとってはデザインに対するビジネス的結果が重要です。
すなわちコストを削減することも要因としては重要です。
例えば製品であれば、工程、パーツが少なければその分コストは浮きます。
Webページであれば、コードがシンプルであればページを早く読み込むことができ、ユーザーの時間を無駄に浪費せず、迷わせないことで意思決定をさせやすくします。
グラフィックデザインではインクの節約になります。
普遍的な存在
例えば会社のロゴの場合、凝ったものは時に流行が廃れるとともにデザインも時代遅れになってしまうことがあります。
しかし、基本に忠実な無駄のないデザインだと何年経っても「いいデザイン」と認められつづけることになります。
壊れにくい
複雑なものは、ぎりぎりのバランスでその形を保っていることが多いです。
シンプルなデザインだと、壊れにくいというメリットがあります。
UIは要素が少ないほうがバグを起こしにくいですし、文章は短い方がスペルミスが起きにくいです。
ヒットしやすい
ヒットしている製品を思い浮かべてみてください。
ほとんどの製品が、目的以外の要素を極限まで排除したものだと思います。
まとめ
今回はシンプルなデザインがおすすめの理由についてお話させていただきました。
是非、webデザインに限らず、様々な場面でシンプルであることを意識してみてください。