「ホームページを作ってみたい!」
このように考えて勉強を始めた方も、まだ始めていない方も、デザインの基本に立ち返って考えてみませんか?
今日は、初心者の方から初心に立ち返りたい方まで、全てのデザイン関係者に読んでほしいデザインの基本についてまとめてみました。
デザインの4原則
デザインには4つの原則があります。
・近接
・整列
・反復
・コントラスト
です。
何も知らない、分からないという状態でも、これらを忠実に守ることで、情報が伝わりやすい、見やすいデザインになります。
注意してほしいのは、「忠実に」守ることです。
例えば整列の場合は見えない線を引かれているかのようにぴったり整列させる、反復の場合全く同じ要素を使う、コントラストの場合思い切り強弱をつけるなど、意外とこれらを守ることが大変なので、手を抜かないことが大切です。
視覚階層
Webデザインでは、要素の重要度に明確な差があります。
視覚階層とは、その要素について何も知識がなくても、重要度について認識できる状態のことです。
この階層は色、大きさ、位置など様々な観点から作り出すことができます。
要素の重要度は、サイトの目的に応じて異なり、例えばレストランのサイトの場合、伝えたいのは「美味しさ」であるので、サイト一面の写真が有効であったりします。
どうでもいい情報は思い切って捨ててしまう、できるだけ目立たなくするなど意識的に行いましょう。
黄金律
「見た目」も、ホームページの出来を左右する要素のひとつです。
見た目を美しくする手っ取り早い方法は、黄金律を利用することです。
これは、古代から建築家や画家も利用している比率で、サイトのレイアウトやフォントなど様々なところに利用することができます。
選択肢を減らす
実は、選択肢が増えれば増えるほど、何も選択しないという確率が高くなります。
選ぶ時間が増えることはデメリットしかありません。
ユーザー目線で使いにくくなってしまうので、もしも製品の販売を行っているのであれば、直感的に買い物ができるような仕組みを採用するべきです。
三分割法
デザインに画像を使う方法はとても効果的です。
非言語情報で視覚的な情報は言語情報よりもはるかに早く正確なイメージを伝えることができます。
そして、いい画像は「三分割法」を利用しています。
これは、二本の横線と縦線でスペースを九つの大きさに区切り、重要な部分を線の上、若しくは線と線の交差する点の上に置く方法です。
人の視線を集めるためにはこういったところにまで気を配る必要があるのですね。
まとめ
今日はデザインの基本についてお話させていただきました。
これらの基本を踏まえた上で、更に応用の知識を加えたら素晴らしいホームページが作成できるはずです。
是非この記事を参考にしてくださいね。