こんにちは。
SNS分析をはじめ、様々なマーケティング活動を行う際によく聞く「ペルソナ分析」ですが、「実際どうやって使うの?」という疑問をお持ちの人も多いのではないでしょうか。
知っておいて損はない有名な分析方法ですので、今回はそのやり方についてご紹介します。
Contents
そもそもペルソナ分析とは
商品やサービスを売るときにまず考えなければならないのは買い手となる顧客についてです。
一体どんな性質の人が買ってくれるのか、それを元に販売戦略を行っていきます。
その顧客像をより具体的に掘り下げて販売戦略を考えるのがペルソナ分析です。
その人の年代や性別だけでなく、仕事内容や世帯環境、心理的な特徴まで非常に細部まで設定することでよりリアリティを持った分析が可能になります。
方法
SNS運用を行う際にもどんな層をターゲットとして運用を行うのかを設定する必要があります。そこでペルソナ分析を用いた場合、まず行うのは大まかなターゲット層の設定です。
例えば託児所のサービスを行う場合その大まかなターゲット層は「子育てと仕事を両立させる親」ということになります。
次はそのターゲット層からさらに詳細な人物像を作り上げて行く作業に入ります。
Googleアナリティクスなどのツールでは例えば「託児所,大田区,おすすめ」というワードで検索した人の特徴や傾向を分析し、
より深い人物像の設定を行うことができます。
インタビューやエスノグラフィックリサーチといった手段も、ペルソナの選定によく使われます。
顧客層にインタビューをすることで、より詳細な属性を設定できます。
エスノグラフィックリサーチとは人々が何かをしている場面で、それらの行動を観察するという調査方法です。
実際の消費が行われている現場や、その前後の行動を観察することで、
ペルソナ分析で用いる顧客像をさらに深掘りすることができます。
注意点
これらのペルソナ分析では、かなり詳細まで顧客像を絞り込むため、
大元のターゲット層の選定が間違えていたりすると、
かなり的外れなマーケティングをおこなってしまう恐れがあります。
SNSを運用する際にこのような間違いを犯した状態で続けてしまうと逆効果になってしまう危険性があります。
まとめ
以上、今回はSNS運用の際に用いるペルソナ分析の方法をご紹介しました。
せっかくコストと時間をかけて行うSNSの運用を無駄にしないためにも、
まずはしっかりペルソナ分析等で目的を設定してから臨んでみてはいかがでしょうか。